2006年04月04日

第23期・日本プロリーグ鳳凰位戦

=第23期・日本プロリーグ鳳凰位戦=

さあ、いよいよ始まりました。
これから1年間の長い戦いです。

7年間は半期(6ヶ月)の戦いしか経験していないので初の年間戦。

数年前ならまだしも、
じっと我慢することも覚えてきたので、なんとか戦えるでしょう。


と、思いきやいきなり

A2の洗礼


を受けました。


▲11.7p

30pくらい浮く予定でいたのがマイナススタート。
やはり一筋縄では行きませんね?

まぁ、全10節中2節くらいは豪運システムが発動すると思いますので、
それまでは無理せず焦らず、じっと待ちますよ。




桶川の奇跡(腹)・小川慎二デビュー

雀荘《めろんの樹》メンバーの小川君がデビューしました。

過去、知り合いのデビュー戦は全て観に行ってるので、
今回もネタ探しにD2の対局を観に行きました。


最初は私が3年目に、斉藤と島田(休会)のデビューを観に行ったのですが、
島田の卓で面白いモノが見れました。

メンチンの倍満をテンパイしてる人が、
上家の切った牌に「チー」。

『はぁ?』

と思ってると、本人その時にテンパイに気付いた様子。
一通もイーペーコーも消えてマンガンテンパイに・・・

結果はハネマン上がってました。



2度目は去年
休場してますが平山さんのデビュー戦。

平山さんの下家が、

ダブリー・ピンフ・ドラ1・高め一通の147リーチ(スゲー)

平山さんの手牌を見てるといつ1が出てもおかしくない。
つーか、俺だと3巡目に打ってる。
ま、ちょっと粘って5巡目くらいに切ったのだが・・・

『んん?』

ロンの発声が無い。
ツモ山に手を伸ばす下家。

おいおい、見逃す意味一切無いぞ?
4・7ならまだしも・・・いや、それもほぼ無いが・・・。

で、数巡後に1ツモ。

18000見逃して6000オールツモ。



そして今年、不肖の弟子・小川慎二デビュー戦。
いいモノが見れる予感はありましたよ、はい。

それは早くも1回戦の東2局、小川君の親で起こった。


下家でマンズの染め手に走る女流プロ。

要所要所を引き込み、

一一二三三三三四五六七發發

のテンパイ。ドラは関係無かったと思う。

『んん〜、小川君は發止まらないだろうな。掴むなよ』

と思ってると、下家七をツモって打一。
一、1枚切れてるからこっちのがいいのかな?
俺なら發切る事もあるかもね、という感じですか。

そして次巡だか次次巡に、ツモ二。


一二三三三三四五六七七發發 ツモ二


長考に沈む女流プロ。


・・・

・・・

・・・

まぁ女の子だからね、
間違えないようによ〜く考

ガシッどんっ(衝撃)


「ツモッ!」

「2000・4000」




『え゛え゛え゛っ!?』


怪訝そうな顔をしつつも点棒を払おうとする小川君・・・

『おい、払うのか?』
『払っちゃうのか?』

点棒払いの悪い各家に対して、

一二三三三三四五六七七發發 二

の手牌の四五六の部分をグイグイっと押し出す女流プロ。
(うわっ、余計バレるってwww)

その女流の行動がダメ押しとなり、
華麗な2000・4000の上がりとなったw


んんん、来て良かったよ。


あともう1コ。

最終戦のオーラス。

小川君30900点。
ノーテンでも沈むのでちょっとシビれる局面。

なかなか思うように手がまとまらず、
中盤過ぎにフリテンのピンフ・ドラ2・高め一通テンパイ。
次巡に親リーが入る。

ピーンチ!
つーかオリだな、と思ったらあっさり高目をツモり、
豪運王の弟子としての片鱗を見せる。が、

が、

点数申告が2000・4000

君は点棒が嫌いなのかな?w



ま、なにはともあれデビュー戦で
+30.7pはまずまずの好スタート。
C1くらいまではストレート昇級を目指して頑張るように。




※おまけ※

土曜の対局後の飯の後に、
河野さん・多井さん・室生さん、に誘われて三麻を打ちました。
きちんと三麻を打ったのは初めてでしたが、
考えていたよりは面白いモノでした。
サクサク感が気持ち良かったです。
また、機会があれば誘って欲しいですね。
500pはもう少し慣れてからがいいですが、
300pくらいならOKですよ。
(保険の為にマー君も呼んで頂けると尚嬉しいですw)
posted by 佐竹孝司(豪運王) at 02:53| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | プロ公式戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

馬身セットタイトル途中経過

3月〜の成績

ゲーム数

・最強X  269
・マイトY 233
・押しのH 225
・無邪気I 194
・オカルT 102
・佐竹   40
・カリテン 37

規定ゲーム数(90)未満は参考扱い


平均順位

・最強X  2.387
・オカルT 2.431
・押しのH 2.444
・マイトY 2.584
・無邪気I 2.634
・佐竹   2.725
・カリテン 2.378


トップ率

・押しのH 0.284
・オカルT 0.275
・無邪気I 0.247
・最強X  0.234
・マイトY 0.227
・佐竹   0.200
・カリテン 0.277


防御率

・最強X  0.182
・オカルT 0.225
・押しのH 0.244
・マイトY 0.283
・無邪気I 0.330
・佐竹   0.250
・カリテン 0.216


馬身セットを3週欠勤してる間に、ある事が起こったらしい。


“マイティー氏、20年の好調期が終焉”


私、前回参加で負けの自己記録を更新して凹んでましたが、
その次週の開催でマイト博士、なんと、

もう一息で《フォース》のところまで負けたそうです・・・チーン
氏は今までダブルも無かったそうなので、
これをキッカケに今後の反動が楽しみです。

そしてマイト博士、
先週は無邪気なI氏にタコ殴りにされたそうです。
無邪気氏のラッシュは恐ろしいことで有名ですが、
それを浴び続けたとなると相当な惨劇だったと予想されますw

※誰かがレポートを書いてくれれば楽しめるのですが


今週は私も参加しますので、
是非とも入れ食い状態を楽しみたいですね。

posted by 佐竹孝司(豪運王) at 01:12| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

パチプロ時代

パチプロ


私は、今は実家の仕事をやっていますが、
30才前に家に帰るまでは、色々な仕事をやっていました。

ネタになりそうな仕事もいくつかありますので、
麻雀の考え方や打ち方に無理矢理結び付けて書いてみようかと思います。




私ですね、実はパチンコで食ってた時期があるんです。

最初に本格的にパチプロやり始めたのは21才の頃ですかね。

その後実家に帰るまでに、パチプロ飽きたら仕事見つける(おもに水商売)、
仕事に飽きたらパチプロ、って状態を繰り返してました。


パチプロにも種類がありましてね、


攻略プロ・パチンコ機に組まれているプログラム等を解析して攻略する。

開店プロ・主に新規開店、新装開店、の店を回る。

地グマ ・一つの店の常連となり、店の玉の出し方の傾向等を自分なりに研究・対策する。


この3つに大別出来ます。


一昔前に”梁山泊”という集団が有名になりましたが、
彼らは攻略プロでした。
※今は、攻略情報を販売する会社になってるようですが


私がやっていたのは開店プロです。

この開店プロにも2通りあります。
個人、又は友人数名と行動する人と、
パチプロ団体に所属して行動する人です。


はぁ〜!?パチンコのプロ団体!?


と驚く人もいるかも知れませんがw、
別にどこかから認定されたり、試験があるわけでもありません。

個人で動くよりも効率が良く、開店待ちの列並び等でも楽できるし、
地グマとのトラブルがあった場合の解決等にも都合が良いので、徒党を組んでるだけです。

団体に所属する前の、開店前の並びは過酷な時もありました。
スロットで朝6時くらいから並んでた時もありました。
並んでたっつっても、店の前で寝てるんですが。


ふと思うんですが、
私のパチプロ時代と比べるとパチンコとスロットの過激性が逆転してますよね?
昔はスロットだと10万出るのは珍しかったのに対し、
パチンコの方が20万近く勝てる台がありました。

私のハイスコアはスロットだとスーパーバニーガールで13万くらい。
パチンコはスーパーコンビで25万くらい。

=スーパーコンビ=
往年の名機
役物上部から玉が飛び込み、
坂を滑り落ちて三つの穴が開いている皿の上をクルクルまわり、
手前の穴に落ちると大当たり。
それで、5000発。
今時の画面のリーチ演出など比べるべくもない盛り上がり感。
玉が手前の穴に落ちる瞬間の恍惚感・・・
やはりパチンコは一発台に限りますよね。
今でも探せば置いてある店もあるのでしょうか?


私がパチプロを離れてた時期に
《ビッキーチャンス》
というバカ台が出た時は、閉店すると同時に並んでたそうですw

そのビッキーチャンスなど、
友人のパチプロが20万の勝ちで、
結構真面目に不満そうにしてたそうです。


私が所属していたのは《日の丸リサーチ》という団体です。


会員が主に、埼玉・東京・群馬にいて、
各会員が地元の開店情報を事務所に連絡します。
会員は朝、事務所に電話して開店情報を聞き、本日どこを回るかを考えます。
※今なら恐らく、携帯にメールで送信、くらいになってるでしょうか

ある時、近場に目ぼしい店が無くて、
群馬の桐生まで遠征。
予想に反し美味しい店で、現地で宿泊しながら攻めた事もありました。


このパチプロ団体、
事務所も構えていて、事務員はきちんと雇ってます。
会員から会費を取ってましたから。
当時、月11000円だったかな?
会員が日替わりで担当なんて事はありません。


年に1回、年末に上野のホテルのパーティー会場で、
総会なんてやってましたしねw

会費がどのように使われたのか、とかの報告もしっかりとありました。

今年入会の新人の挨拶とかw
今思い出すとちょっと笑える。




さて、少し麻雀と話しを絡ませていこう。
※最強X氏の色紙の話しと被ってしまう内容ではありますが


新装の良い店が無いので地元でパチンコを打ってると、
夕方6時頃にパチプロではない友人が現れ、

>「どの台が良いかな?」

「どれも同じだよ」

「え〜、でも回り(回転数)の良さそうな台あるでしょ?」

「ん?いやいや、どの台も出る時は出るから」

「そりゃそうだけどさ、回転数が良い方がいいんでしょ?」

『うぜ〜・・・』


確かにパチプロとして仕事で打ってる者にとって、
例えば、千円あたり30回転する台と25回転の台では、
1日単位ではさほどでなくとも、月間・年間では大変な差となって現れる。

※素人のオバチャンが、保留が4っの状態でバラバラ玉を打ち出してたりしますが、
これはもう年間いくらになるのか、考えただけでも恐ろしい程の無駄玉。

が、月に4・5回、夕方に来て3・4時間遊ぶのならば、
どの台も同じ様なもんです。

私が25回転の台を勧めても、後から隣の15回転の台に座ったオバちゃんが
パカパカに連チャンする可能性だって決して低くはありません。

ただ、ボーダーが20回転として1年打てば、
25回転の台は必勝で、15回転の台は必敗である。
だからこそ開店プロは、釘(設定)が甘く調整されている新規・新装開店を回るのである。


月に少々遊ぶくらいならば、
適当な台でも勝てる時は勝てるし、負ける時は負ける。

しかし、仕事として打つならば、良く回る台を探して打ち続ける。
たまたまその日勝てなくても、
千円あたりの回転数が落ちてなければ、次の日もひたすら打ち続ける。

大当たり確率は集束に向かおうとします


麻雀にも当てはめる事が出来るのではないでしょうか?


月に4・5半荘ならば、有利な打牌を選択し続けても、
その通りの結果にならない事もあります。
意味不明な打牌選択に負ける事もしばしば起こるでしょう。
奇抜な打牌が功を奏して勝つ事もあるでしょう。
(短期の決勝だと、それが必要と言う人もいるくらいですが)


しかしですね、月に100荘、200荘、
または《稼ぐ為の仕事として打つ》ならば、
少しでも有益なな行動を取り続けるべきだと、
私個人はそう思います。

※プロ雀士として自分だけの《売り》を求める為に多少損な打牌をするのは、
自己の演出としての行為として否定するものではありません。
というか、あった方がカッコいい気もします。



そうそう、当時こんな事を言ってるパチプロがいました。



「あの台のロムは今流れが良い」



ですって・・・

いっそ、これくらいの人が麻雀で流れを語るのは許せる気がしますw




posted by 佐竹孝司(豪運王) at 02:00| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 麻雀(コラム・戦術・何切る等) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

この手が最善手であっても

先週の日曜日に将棋のNHK杯の決勝が放映された。
渡辺竜王対丸山九段戦。

初手▲3六歩

ええっ!?
プロの将棋でそんなの初めて見ました。
※将棋を知らない人には分からなくて済みません

初手は普通に考えると二通りと言っていいと思います。
7六歩か2六歩。
たまに5六歩を見るかな。

本当にビックリしました。
7大タイトルじゃないとはいえ決勝ですよ?


この渡辺竜王、発言も過激だということです。

公の場で、羽生世代に対して
「オッサンには負けられない」
と、発言したそうですw

そんな所に共感を抱く人も多いのか、彼のファンは多い。

ちなみにプロ麻雀団体に所属する者が、
先達者に対してそういう発言をしたらどうなるのでしょうか?
厳重注意?まさか除名とかまでは無いよな。
巨大掲示板で叩かれる、とかはありそうだw
興味深々ではあります。


対局が進み、渡辺竜王が指した手に対して、
解説の米長会長がこういうコメントをした。

将棋の研究が進んで、この局面になったらここに歩を打つのが最善ですよ、
という結論になっても、私は何局指してもこの歩は打たないですね。


と。

なんかね、感動したんですよ。

最善の一手かどうか解らない(研究されていない)段階で指さないのではなく、
それが最善の一手であっても指さないという。

とするとその理由は、
その前に指した手に対する意地とか、
自分のプロ棋士としての美意識とか、そういう理由になる。
※局面的に負けていて、混乱させる手を必要としてる局面ではない為

米長永世棋聖。
彼は勝負事に関して独特の持論がある。
将棋も麻雀も勝負事という点では共通点があり、
彼の持論は『気持ちのあり方』『運』等に重点が置かれているので、
非常に面白く、ためになる事も多い。

将棋という、実力が全てのゲームのプロなのに、
『運』に関する著書が多かったりするのも面白い。
オカルト派の麻雀打ちは読んでみて損は無いと思う。



さて、話しを戻し、
「ここではこれを切るのが期待値的(牌効率的)には正しいのは(得なのは)知ってますが、私は切りません」

私も自信を持ってそんなコメントが出来るようになりたいと思った。

牌譜を見た人が、
「ここでこう打つのは佐竹だな」
と言われるような自分の麻雀を作れたら、と。





さて、しかしその前に『正しいものは正しい』
という事をコメント出来るようになるのが先でる。

字牌の切り順など戦術でもなんでもないのだが、
どうにも理に適っていない順、が基本とされている。

自分に必要性が無く、他家に必要性がある(必要性が出てくる)牌ほど早く切る

どう考えてもこれが理である。

世の麻雀打ちの間では散家が《第1打にダブ東を切る》行為が、
基本を知らない打ち方的に捉われているが、
いやいやこれが正嫡である。

東1局でドラは9、配牌から、東・西・北・中、と切る候補があり、
他はタンヤオ牌で狙いはタンピン。
両面ターツが多く、良い配牌と表現出来る手牌。
自分が北家ならば切る順番は、東→中→西→北である。
※東風戦で西が場風なら中と西が逆になる

ところが、西→北(中)→中(北)→東の順で切る打ち手のなんと多いことか。
しかも途中無駄ヅモがあるから6巡目前後に東を切る事になる。

あなたは親のアシスト役ですか?

と小一時間問い詰めたくなる。

鳴かれたくなければ1巡目に切らないと、ですよ?

恐らく、1打目で親に東をポンされて、簡単な親マンを上がられた時に、
必要の無い反省をしてしまったのだろう。

そんな結果より、6巡目に鳴かれた時に
『1巡目に切れば、東はトイツになってなかったかも』
という事に目を向けられないだろうか?
最初からトイツならどこで切っても鳴かれる訳だし。


別の切り口から、
「鳴かれてツモがズレるのが嫌で〜〜〜」
とかいうことを言い出す人もいますが、
ここではそんな話しに対してまで次元を落として書きたくないですw

ま、ひとつ言わせてもらえば、
いつ、誰が、どこに、何を、鳴かせるかもわからないのだから、
そんなことに気を使って役牌を後に後に回す事には何の意味も無いです。

※もちろん手牌が悪くて役牌を重ねたい時、
牌の来方によってはホンイツに向かう時などは切り順は違いますよ。



残念ながら、プロ団体に所属している者でも、
《東は絞る》という考え方が正しいと思ってる人が多い気がします。
(聞いてまわった訳ではないので、私の憶測ですが)

私に言わせると、
《絞ってるのではなく、親にトイツにするチャンスを与えてから切ってる》
となります。

デビュー当初は、そういう風潮の中で東から切ると、
「あいつヒドイ麻雀打つんだよ」
とか言われそうで、若干合わせてた部分がありますが、
これからは一切気にしない方向でw

そんな風潮が健在ならば、一石二鳥の効果も見込めます。

・普通に東から切るのが優る
・その風潮のおかげで勝手に「手が早そう」とか警戒してくれる
・中には“プチッ”とくる人もいるらしいし

極々当然の打牌順序で、
願ってもない効果が得られるなら美味し過ぎますね。

posted by 佐竹孝司(豪運王) at 22:46| 埼玉 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | 麻雀(コラム・戦術・何切る等) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月14日

戦術ですか

最強X氏に、
過去の闘龍門用の未発表原稿を送ってくれるよう依頼したら、

「自分でも書いてみれば?」

と言われました。


しかし、まだ戦術なんて自信をもって書けるほど、
自分の麻雀が固まってるわけじゃないんですよね。

この場合の自信無さは《結果が足りない》と思っているから。
普段の麻雀を、自信無く打ってるって事ではありませんよ。


だけどいつか、書けるだけの実績を残して、
その上でそういう話しがきたら、その時は書くわけで。

その練習というか、自分の考えをまとめておくだけでもいいかと。



しかし心配です。

私、麻雀の感覚が変なのでしょうかねw?

先日、TV対局をみていまして、

東4局・ドラ4で親の配牌


一四五七ABCG249東東西

2・3巡目に三・5と引き、北家が切った東をポン。

一三四五七ABC45 東東東ポン


ポンの直後解説が「う〜ん・・・」と唸って、
「これがちょっと・・・悪くはないんですが」
「ま〜ダブ東ドラ1だし、この早い巡目なら頭待ちになっても、まぁいいんですけど」
「ちょっと心配が残るんですよね・・・なんとなく」とのこと。

実況がゲストにどうしますか?と振ると、
「何とも言えないです。けど、う〜ん、仕掛けちゃうと思います。」
「頭が先に出来てくれと思いながら」


このやり取りが衆目の一致であれば私の感覚はかなりおかしい。


私はまず、東をポン出来た事にホッと一安心。
三と5を引いていない1巡目でもポンします。

で、次に

一三四五七ABC45 東東東ポン

ポンしたこの形から『3・6待ちになるなよ』と願います。

つまり、頭が先に出来るなよ、と思うわけです。
※もちろんドラの重なりは歓迎しますよ

こんな一般人とズレた感覚の私が何か書いてもね、
と、少し思います。


そうそう、もっと大事な事がありました。

3巡目に東でしたが2巡目にもツモ切れるんですよ、これが。


馬身面子に言わせると《基本中の基本》なんですが、
書く時は字牌の切り順から書くことになりそうです。
posted by 佐竹孝司(豪運王) at 23:57| 埼玉 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 麻雀(コラム・戦術・何切る等) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3/11・12

馬身セット・3/11・12


思い出したくもありませんよ・・・


負けPの自己記録を更新しました。

一撃で今年コツコツとプラスした分を吐き出しました。


押しのH氏には
「そのうちトリプルも食らうよ〜」
などと言われましたがw



いっさいツカね〜




馬身セットタイトル状況

3月〜の成績です

ゲーム数

・マイトY 105
・最強X  103
・押しのH 96
・無邪気I 65
・佐竹   40
・オカルT 15

規定ゲーム数(35)未満は参考扱い


平均順位

・押しのH 2.365
・マイトY 2.381
・最強X  2.398
・佐竹   2.725
・無邪気I 3.000
・オカルT 2.133


トップ率

・押しのH 0.323
・マイトY 0.286
・最強X  0.204
・無邪気I 0.200
・岩崎   0.138
・オカルT 0.467


防御率

・最強X  0.184
・マイトY 0.229
・押しのH 0.250
・佐竹   0.250
・無邪気I 0.400
・オカルT 0.200


3/11(土) ▲25.8P
3/12(日) + 7.5P

今年のトータル +7.2P

posted by 佐竹孝司(豪運王) at 22:43| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

最強!X氏の麻雀闘龍門

麻雀におけるツキと流れ


最近、機会があって「2ちゃんねる」なるインターネットのサイトを覗いてみた。

よく分からないのだが、
どうも麻雀のことに関していろいろ持論なり成績なりを勝手に掲示板に書き込みあうサイトのようだ。

書き込み者も読者も初心者しかいないと言うことなので書いてあることは他愛ない。

しかし、いつも言っているのだが、
今さらながら驚くのだが「ツキ」とか「流れ」とかに左右されすぎている
ということを強く感じてしまうのだ。


この問題はなかなか根が深いようだ。


ちょっとした論理を並べてもなかなか理解してもらえない。
確かに麻雀は確率だけでは語れない。
しかし、不可欠な条件なのである。
十分条件ではないが必要条件なのだ。


どれだけ絶好調の日だったり流れが良いからといって、
4枚涸れたカンチャンはどんなに祈ろうが永久にあがれないのだ。

「いくら何でもそんなことはしない」というかもしれないが、
五十歩百歩の打ち方をよく目にする。

経験上、30年のキャリアを持つ者も含め、
100%に近い人が大なり小なりこの運や流れに左右されているのも事実であろう。

どうしてこういうことが起きるか。
おそらくキャリアとはほとんど関係なく、
麻雀をおぼえて数年で自分の打ち方が固まってしまうとなかなか変えられないからであろう。
 

「麻雀に流れなどない」というのが私の持論だが、反論は多い。

これには「流れ」というものの捉え方の差もあるだろう。

私の考え方を別な言い方にすると、

《麻雀に流れがあると思っている人がほとんどで、それに左右されるため、そこを突くことは勝率をあげるためには有効である》

ということになる。

事実たまたま大物手を連続してあがった次局、
親で安手のカンチャンだがここはリーチ、ということはある。
それは流れが良いからツモれるだろうとかと考えるわけではない。
ここでリーチなら三人の今の心理状態では向かってこれないだろう、と考えるわけである。

それを流れに沿った打ち方だという人がいるかも知れないが、やや違う。
あくまでも利用しているだけで、
仮にもし打てるメンバーが揃ったら安易なリーチにはいかない。
 


麻雀は基本的にこんな競技だと考えるのだがどうだろう。


箱の中に百枚のカードが入っている。

それぞれ色の付いたカードで自分が選んだ色を引いて勝ち負けが決まるというもの。

色は4種類でその内訳は

赤・・・30枚
青・・・25枚
白・・・25枚
黒・・・20枚


ルールは4人が順番に引くのだが、
引く前に「赤!」などと宣言して引く。

見事に当たると2ポイントがもらえる。
しかし、親の時あてると3ポイントが手にはいる。

ABCDの4人の勝負として、まずAが親。
親が引いた後、それぞれ子が色を指定して引いていく。
親が当たったとしたら当たった子から1ポイント、はずれた子から3ポイントもらえる。
親がはずれたら当たった子にのみ2ポイントずつ払うわけだ。
そして、親が当たると何回でもその親は続く。
はずれたら次の者が親。
そして、これは決めなのだが、親が一巡、または二巡したところで勝負は終わる。
その時点でポイントの多い巡から着順が決まるという競技だ。

さて、どうであろうか。

実際には麻雀はもっと複雑だ。
しかし、突き詰めるとこのような競技に近いと思うのである。

この場合の必勝法はあるだろうか。


答えはある。


常に「赤」を指定し宣言することだ。


「そろそろ青だ」とか「今の流れだと次は黒だ」などと考えず、
何万回やっても「赤」だけを宣言し続けるのだ。


時には負けるだろう。


一回の勝負に一回も「赤」を引けずにラスをとることもあろう。


「黒」を宣言し続けた者がぶっちぎることもあろう。


しかし、「赤」を選び続けるのだ。
決して「流れ」など読んではいけない。
もし、相手の3人が「流れ」に惑わされる打ち手ならラッキーだ。

長い目では絶対負けることはないだろう。

「そんなのは当たり前だ」というかもしれない。
しかしながら、普段やっている麻雀と根本は何ら変わりない。

強者、つまり同じように「赤」を宣言し続けるメンバーが4人揃ったことなど一度もない。
それどころか一人いるだけでも珍しいことだ。
もし、4人揃えば勝負はまさに時の運になるだろう。
私もぜったい勝てるなどと思えるはずもない。

実際の麻雀では、先ほどの競技のように100分の30、
つまり30%の確率で赤が引けるというほど単純な確率ではない。
だから多くの人が惑わされるのだ。

それは
「常に確率の高いことが起こるわけではない。しかも、連続してその現象が起こる確率はむしろ少ない」
ということである。


一番確率の高い「赤」を連続して引ける確率はどうだろう。

それはわずか9%である。

3連続となると2.7%になるのだ。

4連続でおよそ0.8%だ。

だから普通3、4回くらい引くとほとんど一回ははずれるのである。

だから、リャンメン待ちがカンチャンに一回くらい負けても全く不思議ではない。

同じリーチを比較しても、
一つ待ちの場合はその一種類の待ちのあがれる可能性を十分吟味しているケースが多く、
リャンメンなどはただ、その形にとらわれ、さほどアガリやすくもない待ちの場合が多い。

只でさえその待ち数ほどの差はないのだ。
だからリャンメンが2回3回と連続して勝つことの方がむしろラッキーなのだ。

この点が理解できれば、少なくともチャンス手がカンチャンリーチに負けても、
それほど熱くならなくて済むのではないかと思われる。


今度は逆に一回も「赤」を引けない確率はどれくらいだろう。

1回では70%。

2回では49%で

3回では34.3%。

4回とも「赤」が引けない確率は約24%となる。


だからこれも理解すれば東場で毎局いい手がテンパイするがあがれなくとも、
さほど珍しいことではないと冷静でいられるようになる。

とにかく麻雀において必要以上に熱くなったり
(闘争心を持ち続けることは非常に大切なことだが)
冷静さを欠いたら、それだけでもう負けである。
よほどのラッキーがない限りその日は勝つのは難しいだろう。


今度は「黒」を考えてみる。

一回で引ける確率は20%だが、

2,3,4回連続で引ける確率はそれぞれ4%、0.8%、0.16%である。

つまり「赤」に比べ回数が多くなるに連れてその差は広がってゆくのである。

「黒」を連続して引けない確率を見てみると、

1回では80%。

順に64%,51.2%,約41%である。

つまり、3回引いてもむしろ一回も引けない確率の方が高いのである。

この「赤」と「黒」の差をよく理解しなくてはならない。

これは麻雀の一局において選択すべき打牌が4種類あると仮定しての話である。
前半の手作りの方向で2種類。
最終のテンパイにとるか高く狙うかリーチをかけるかなどで2種類。
合計4種類の選択肢があると仮定しての話であり、実際はもっと多いのかも知れない。

つまり言いたいのは、

一回の勝負ではわずかな確率の差なのでどちらに転ぶか分からないが、
回数を重ねれば重ねるほどその差は歴然としてくるのだ。


もちろん麻雀はこのような確率だけでは推し量れない。

この上に高度な心理的な読みが必要になってくるのだ。


しかし、少なくともこのような基本を理解せずに
「流れ」や「ツキ」に惑わされているようでは、土俵にさえ上がれない。

常にその場の状況に合わせた最善の打牌をうち続ける。
そして、その一局の結果にとらわれるなということである。

これが出来れば間違いなく数段成績はあがるはずだ。
その上で、その「最善の打牌」は何かを追求してゆくのだ。

この考え方の順番を間違えると、
何万回打っても結果にのみ振り回される負け組になるのである。




※この記事は最強X氏が3〜4年前に書かれたものです。

※私(佐竹)の独断で、大切だと思う部分に色を付けさせていただきました。
posted by 佐竹孝司(豪運王) at 19:30| 埼玉 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 最強!X氏の麻雀闘龍門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

第2期めろんリーグ &めろんの樹麻雀大会

第2期めろんリーグ・三節目終了時成績


Aリーグ

1 甲州  +262.9
2 五島  + 65.6
3 佐藤  + 51.2
4 野口  + 17.9
5 深井  − 40.3
6 佐竹  − 44.4
7 後藤  −157.1
8 平山  −173.4


Bリーグ

1 井上  +211.2
2 坂井  +157.7
3 新井洋 +139.5
4 丸岡  +123.5
5 渡辺  + 62.8
6 新井健 + 32.3
7 向井  + 24.1
8 姫   + 1.6
9 村上  − 9.9
10マスター− 52.2
11小川  − 55.5
12伊沢  − 58.2
13吉崎義 − 67.8
14増田  −139.4
15吉崎大 −192.7
16浅見  −212.3


前節終了後、次でチャラにすると言ってましたが、
まぁ、それは単なる意気込みを語っただけなんですが、
まずまずの好調でマイナスを130p減らせました。

後は、めろんの樹で最も盆に暗い男、深井君をかわせば残留ですね〜。簡単簡単。


リーグ参加者にお願いがあります。


めろんリーグでの順位点は《1−3(ワンスリー)》です。

一節で70p、80p位の変動は普通で、
ちょっと運が良ければ120pくらいは出ます。
(豪運の王は200pも可能だぜw)

標的の人と同卓ならば、200pの差も諦めるp差ではありません。

自分が諦めて気の入っていない勝手な麻雀を打つと、
他の参加者の迷惑になります。
途中で投げ出すようなことは論外です。


最後までしっかりと自覚を持ってリーグ戦に臨んで下さい。




=めろんの樹・麻雀大会=


3/5(日)第○回・めろんの樹麻雀大会が開かれました。(何回だっけ?)


私は、上位8名→4名の準決勝で敗退しました・・・
ま、向井くんより進んだから良しとしよう。(それでいいのかよ?)


優勝は、

めろんのストリートファイター・野口君!


おめでとう!!



野口君は前回の大会で2位、

第1回のめろんリーグで優勝、

と、最近目ざましい活躍をしてます。


日々、ストリートファイトで腕を鍛えてるからでしょうか?
(もう歳なんだから落ち着こうぜw)

彼曰く、
「ヒョードルには勝てる気しないけど、魔裟斗なら勝てるっしょ」
との事です。


そんな彼は、愛すべきガンダム仲間でもあります。

結構貴重なんですよ?
飲みながらガンダムの話しを出来る奴ってw

そういえば3/4から

『機動戦士ZガンダムV−星の鼓動は愛−』

が公開されています。

観たら、優勝祝いを兼ねて、
Zガンダムの劇場版三部作についての論評会でもどうでしょうかw?

posted by 佐竹孝司(豪運王) at 01:03| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | めろんの会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月04日

復活するか?

馬身セットの主催者であるのが最強X氏。

そのX氏が東京マージャンMagazineでコラムを連載していたことは紹介しました。

そして、その東京マージャンMagazineが輝かしい歴史を閉じたことも報告しました。


その時に私が、

「Xさん、塔四郎さんに送ってあって、まだメルマガに載ってない原稿があったら、私のブログに載せたいのですが。日の目を見ないのは勿体ないですよ。」

と打診した。

原稿がいくつか残っているようなので、ここで紹介させて頂くことになりました。
原稿自体が4年前のものなので、読み直して修正・加筆して、
載せていいものから私の元へ送ってくれることになった。

X氏の修正・加筆ペースにもよるが、月に1〜2本でも載せられれば、と思う。

それと、X氏によると
【読者としてのレベルに塔四郎さんを仮定して】
書いたということであります。

まだまだ修行中の身である諸兄(私もだw)には非常に勉強になる内容である回もあるだろう。

また、その頃書いた原稿以外に、
現在の馬身セットを打っていて思う事等も書いて頂けると嬉しい。

現在のプロ麻雀界についての意見なども面白そうである。
※ただ、私の立場を考慮してもらって、プロ個人やプロ連盟を著しく誹謗・中傷する表現に気を付けて書いてもらう必要があるのが難しいところでしょうか?


さて、どれくらい続くのか?は分かりませんが、

【最強!X氏の麻雀闘龍門】

の復活に御期待下さい!







最強!X氏の麻雀闘龍門、でいいのかな?
塔四郎さんのことだから許可とかいらないとは思うけど。


新しく題名を付けた方がいいですかね?


【最強!X氏の逃しブチ日記】


とかさ、


【最強!X氏の『嬲るように言葉責め』】


とかさ、

良い題名があったら提案してくださいね。

posted by 佐竹孝司(豪運王) at 22:03| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

馬身タイトル決定

先週末はプチ桶川合宿が開催されました。

馬身セットで平均順位等を争うタイトルは2ヶ月間。

この日が最終戦でした。

1〜2月最終成績です。

ゲーム数

・最強X  479
・押しのH 443
・マイトY 397
・佐竹   277
・無邪気I 245
・オカルT 182
・カリテン  34
・姫      5
・D氏    14

規定ゲーム数(160)未満は参考扱い


平均順位
・佐竹   2.433
・マイトY 2.484
・押しのH 2.490
・オカルT 2.495
・最強X  2.539
・無邪気I 2.551
・カリテン 2.500
・姫     2.600
・D氏    2.429


トップ率

・佐竹  0.274
・無邪気I 0.273
・オカルT 0.258
・押しのH 0.246
・最強X   0.240
・マイトY 0.236
・カリテン 0.235
・姫     0.200
・D氏    0.214


防御率

・マイトY 0.232
・佐竹   0.235
・押しのH 0.246
・最強X  0.257
・オカルT 0.275
・無邪気I 0.286
・カリテン 0.235
・姫     0.000
・D氏    0.143


防御率をマイト博士に阻止されて三冠は成らなかったが、
二冠を得て防御率も2位ならば満足満足。

マイト博士のトップ率を犠牲にした防御率、
無邪気なI氏の防御率を無視したトップ率には頭が下がる思いです。

自分の雀風から考えて防御率2位というのはやはりツイてたからでしょう。

来期(3〜4月)は謙虚にトップ率優勝・平均順位2位くらいを目標に頑張ります。



2/25(土) +2.1P

今年のトータル +25.5P




★おまけ★

桶川合宿では恒例で麻雀の後にミニゲーム大会があるんですがね。


ものの3・4時間で10P弱も毟り取られました・・・


激しく鬱だ・・・


なんつーか


前々から薄々感じてたんですが




麻雀よりレート高くね?

posted by 佐竹孝司(豪運王) at 22:33| 埼玉 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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