さて、無事投稿出来ましたので何か書きましょう。
徹底して麻雀に関する事だけのブログにするつもりでしたが、
そのうちネタが不足してくることもあるだろうから、
雑記なども少々載せようかと思うのですがどうでしょうか?
と、いう事で今回の入院騒動に関して書いてみましょう。
9/26(月)
朝9時前、目が覚めて起き上がろうとすると腰に激痛が走った。
ベッドに腰掛けた状態から立ち上がろうとすると耐えられない痛みが。
少し休んでからそーっと立ち上がってみる、を繰り返すが何度やっても痛い。
こりゃ、仕事は無理だわ。
親父に病院に連れて行ってくれと頼み、なんとか着替えようと、つかまれるもの(壁、カラーボックス、タンス等)につかまりながらズボンを取り出し、さて穿こうと片足を上げた瞬間!
これまでにも腰痛はやっていて、牽引などの治療をした事もあったのだが、
過去のどの腰痛よりも激しい未知の衝撃が襲い、その場に崩れ落ちた。
そして動けない。動こうとすると息が出来ない程の激痛が襲う。
おまけにその崩れ落ちた場所もイマイチで、レンタルビデオのケースの上。
筒みたくなってるのじゃなくて、カパっと開けるタイプのやつの開いてる状態の上にである。
しかも着替えようとして上半身は裸。背中に食い込んできてこれも痛い。
大声を出し、両親がやってくる。
親父「何してんの?」
何かをしてるように見えますか?
痛くて動けないと話すと、「じゃあ少し休んでなさい」と、ベッドから枕と毛布を。
一服しては起き上がろうと試す、4・5回やっても同じで疲れてきたのでとりあえず眠った。
1時頃に母が様子を見に来て目を覚ます。
条件反射のように起き上がろうとして激痛。
ああそうだ、思い出した。腰が痛くてこんな所に寝てるんだった…。
親父もやってくる。
腕を引いてもらって上半身だけ起きてみようとしたが、腰が30度くらい曲がった時に
それまでで最大の激痛に見舞われて、脂汗だらだら出てくる。
そして「救急車呼ぶしかないな」と。
俺もそれしかない、と。
最初に救急車が到着して救急隊の人が来たんですが、俺を運び出すのに人数が足りない、
とのことで「消防隊を呼びましたので」と。
救急のサイレンの後に消防のサイレン。
うわぁ大騒ぎだあ。
病院での、レントゲン・MRIの検査で動かされる度に痛てぇー。
採血もちょっと痛かった。
一通り検査が終わり、入院することになった。
病名は[椎間板ヘルニア]である。
しばらくして病室に看護婦が尿瓶を持ってきた。
それはいいんだが、その時『大は?』と思って聞いた。
看護婦「お尻から管を入れて、」
ここまで聞いて、最後まで聞かずに
「それはちょっと…、何か他にないですかね?」
看護婦「ではポ−タブルトイレを用意します。お手伝いして座れるようならそれで出来ますけど、痛くて動けないようなら管を入れるしかありませんよ」
なんなんだよ、そのなんとかトイレって。
想像するに洋式便器の持ち運べるやつなんだろうが、俺的にはそれも却下。
大部屋でカーテン1枚で仕切られてる所で?
自分の大の臭いを充満させるのか?そんなのありえねーって。
夕飯の後、薬を飲み点滴をやったのだが、それが徐々に効いてきた。
ちょっと動ける。
もう少し経つと、痛いが上半身をなんとか起こせた。
『今か?今だな、今しかない。いつまで薬が効いてるか分からないし、明日になったら点滴で痛みが取れないかもしれないし。』
一大決心をしてトイレを目指す。
ひとつひとつの動作に細心の注意を払う。
片足を上げて崩れ落ちて始まった入院劇である。足運びはすり足だ。
途中で動けなくなったら、大目玉あーんど強制管挿入は間違いない。
病室から20Mくらいのトイレに着くまで10分以上かかったが、
これで明日中くらいは管挿入と持ち運び便器の心配は無い。
翌日朝「佐竹さーん、検温おねがいしまーす。」と起こされる。
おいおいおい、まだ7時じゃねーかよ。なんなんだよ、ここは?
朝飯の後まどろんでると、看護士が蒸しタオルを配りに来た。
背中拭きましょうか?と聞かれたが眠いのと男だったのとで、置いといてと。
しばらくしてから体を拭く。
ビニールの中には水色のタオルが2本とオレンジのタオルが1本入っている。
オシボリみたく巻いてある。
水色はオレンジに比べ一回り大きい。
水色のタオルで体を拭き、最後にオレンジのタオルで顔を拭く。
体用と顔用、自分で勝手に決めた。決めてしまった。
あ〜、さっぱりした。
そして、その日の昼過ぎに、俺の対面に新入りが入院してきた。(もう先輩面w)
ベッドに横になるやもの凄いイビキをかいて寝入る。
『うわっ、スッゲーなこのイビキ。夜中だったらたまんねーわ』
しかしこいつ、夕飯時に起きて飯食ったら10分後にまた寝入る。
もともとこっちも9時には寝れないのと、そいつは昼から寝てるので夜中に目が覚めるだろうと思ってたのだが…。
あまりのイビキの凄まじさに6人中3人が一旦非難。
看護婦に相談したらしく、1時間置きくらいに看護婦が寝る姿勢を変えにくる。
(横に寝るとイビキ止まるの初めて知った)
が、止まってるのは10分くらいで、モゾモゾっと動いた気配の後にまた凄いのが始まる。
他んも人は何とか寝たようだが、俺は普段寝るのが2〜3時なのでとても寝れない。
仕方なく携帯をいじってるのだが(本来は禁止だが)こいつのイビキ何か変。
リズム感がないから鬱陶しい。
っつーかお前、息止まってね?
これが一時世間を騒がせた[睡眠時無呼吸症候群]ってやつじゃなかろうか?
「ゴゴゴッ…ゴゴッ…ゴッ・ゴッ………………………………」
携帯をいじる手が止まり、そいつの呼吸に集中する。
約10秒経過:ん?
約20秒経過:おい。
約30秒経過:ちょっと、ちょっと。
これマズくね?
多分、この部屋で起きてるのは俺だけ。
ナースコールできるの俺だけ。
無視する事は簡単だが、明日の朝こいつが死んでいたら、
恐らく一生のトラウマとなってしまう。冗談じゃねーよ。
しばらくして「グハァッーーー」って感じで呼吸を再開する。
ホッとする俺。
なんなんだよオメーはよ!
名前も知らねーし顔も見てねー。話もしてねーし。
なんでそんな奴の呼吸の心配しなきゃいけねーんだよw。
入院から三日目、腰を刺激しないように慎重にだが、楽に歩ける。
さて、売店、売店。
歯磨きセットを購入。
二日間歯を磨いてないので気持ち悪い。
歯磨きセットを持って洗面所へ。
歯磨きを終えて洗面所を出ようとすると、ホットボックスが2つ置いてある。
『蒸しタオル、ここにあるんだ』
と、扉に何か貼ってある。
[上半身用]と書いてある。
開けて水色のタオルを2本取り出す。
さて、顔用も1本。
と、扉を開けようとすると、こう書いてある。
[下半身用]
は?
え?
なんですと?
もう分かってます。
[下半身用]のその意味も、中のタオルの色も…。
開けなきゃいいのにね。
確認さえしなければ少しは慰めになるのにね。
いや、もしかしたら、ピンク色のタオルが入ってるかもしれないし。
緑とか紫の可能性だってあるしさ!
そーっと開けてみる。
はぁ、激しく欝だ…
しかし、あれだよ。
もし俺が最初から知ってても、自分で使うのは水色しか使わんよ。
そんな奴が大勢いるだろうから結局は、なあ?
だめだ、欝だ…
今回の入院中、ありがたかったのは携帯。
とにかく暇過ぎて時間が長いのである。
そんな暇潰しにちょうど良い。
ドラクエ2なんて懐かしいゲームをクリアしちゃいました。
麻雀関係のブログも面白そうなのを見つけましたし。
そんなこんなで見つけたのがここ↓
http//www.donnk.com/gekitsu/top.cgi
椎間板ヘルニア(と治療)の体験談が読める。
私の、タオル欝事件と同じ記事もあり、
当日に見つけていれば欝にならずに済んだだろう。
そんなことより、
自分はまだマシな方であること。
そして、なにより、今までは良くなったら放置していたが、
最悪の事態を知る事によって、
・普段から腰周りの筋力を鍛える
・痩せる
事を少し真面目に考えようと思えました。(少し、ね)
では皆さん、くれぐれも腰には気をつけて下さい。