2006年08月09日

人を読む(心理を読む)

プロ連盟の荒正義さんの言ったことに以下のようなことがある。
(プロ連ニュース参照)

「相手の手牌を読むなんて誰でも出来る」
「本当の読みとは相手の心を読むことだ」

ここ1・2年にデビューした人や
一般の人は初めて聞くことかもしれないが、
麻雀というゲームを“効率良く手牌を構成する”というところから、
さらに奥に進むとここに達するのだと思う。




リーグ戦の会場で、たまにこんな話しを聞く。

「ありえない仕掛けをされて〜〜〜」
「親リーに、二つ鳴いた1000点で突っ張って来られて〜〜〜」
「あいつは仕掛けた相手に無頓着過ぎて〜〜〜」

いずれも自分が損害を被った愚痴なわけであるがw

リーグ戦のように“同じ相手と何度も戦う”場では、
相手の癖や傾向を見抜いたりする能力も大事

前回書いた事であるが、
この《相手の癖や傾向》のデータが集まったと思えばそんなに腹も立つまい。
そして以降の戦いに生かせば良いのである。


簡単な例だと

・鳴く時のその人の基準

これは普段から良く観察しておかなければならない。
良く観察していると、どういう手牌の時、何点の時、ドラが何枚の時等、
人それぞれの大体の基準が分かってくる。
観ていると分かるが、本当に人によってものすごい違いがある。
何を切るか?この手リーチ?
なんてものの比ではない。
その、人それぞれの鳴きの傾向を蓄積するのである。
そうすれば対処の行動の決定にプラスになる。

ドラ2の3900点くらいではあまり先制で鳴かない人(オーラスとかは別だが)、
と分かっていれば、そんな人が先制で鳴けば真っ先に警戒が必要である。
とにかく1000点でも鳴いてテンパイすることが大事と思ってる人、
が鳴いた場合とは対処が変わってきて当然である。

ホンイツトイトイ系の鳴きをされた時でも、
十分なところからじゃないと鳴かない人なのか、
1つ2つ鳴いてから、もう1〜2トイツを作るようなところからでも
鳴いてくる相手なのかを分かっていれば、
自分の手が勝負に値する手になった時に(なりそうな時に)、
その一牌を切るか切らないかの判断の役に立つだろう。


・仕掛けに無頓着な人

今戦ってる相手が“仕掛けに無頓着な人”なのかどうか?
これも見極めておけば結構有効である。
上家が温めの人だと判断すれば、
普段仕掛ける1歩手前の手牌からでも仕掛けられる。

また、リーチもダマもどちらの選択もある手牌だとしよう。
そんな時に、上家が染め手仕掛けをしていて、
自分は下家だからとバンバンその色を切ってる捨て牌。
で、対面がまさに仕掛けに無頓着な人だったら?
※さらに、そのくせリーチには過敏になるタイプだとしようw
どちらの選択も有り得る手ならばダマの方が断然手厚い。
無頓着者に、自分のリーチには安全牌だからと、
上家が欲しがってる牌をわざわざ対面に切らせる手助けになりかねないのである。

逆に「俺の下家で鳴いて上がれると思うなよ」くらいに(大げさだがw)
牌を絞る・鳴かせない、ことを意識する対面ならばリーチでもOK。

また、この場合、無頓着な打牌で切るのではなく、
故意に鳴かせ横移動させて無傷で済ませようという戦術も常套手段なので、
そういう事をする相手なのかどうかも普段から観察しておけばダマを選択出来よう。


・心理を読む

“今”相手はどういう心理状態なのか?を読んで、
こうされたた嫌だろうな、という選択をするのも有効だろう。
カリテン氏のブログの記事で、
かなり早い巡目にペンチャンリーチを選択したプロの話しにもあるが、
そういう選択は有効であると私は思っている。
ただ、その効果が数字や数式にはならないので、
ここを無視して数字の部分だけで打ってる打ち手も多そうである。

一歩進化すれば
“こうしたらこの後相手はどうするだろう?”
を読んだ戦略が可能になる。

眠いので具体例はまた今度w(気が向いたら)







=おまけ=

最強X氏の言ったことに以下のようなことがある。

「より的確にオリる為に鳴く」

意味が分かる人がどれくらいいるのだろうか?



posted by 佐竹孝司(豪運王) at 01:16| 埼玉 ☔| Comment(3) | TrackBack(1) | 麻雀(コラム・戦術・何切る等) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最強X氏のコメントに対して…
自分が鳴いて手牌を晒すことによって新たな情報が発生する。その情報に対して他家が対応し新たな情報が発生する。
その一連の情報を元にオリの読みの材料になる。ということなんでしょうか??
Posted by あき at 2006年08月09日 17:38
簡単に言えばそういう事なのです。
が、実行するのは難しいし怖い(手を狭くするので)ですよね。

そして、鳴けばいいってものでもないですよね?
『そこを鳴いて、その後その牌が出る?それって高くないか?』
と思わせる鳴き方じゃないと効果がありません。

また、それって高くないか?
と、きちんと読んでくれる面子でないと意味無かったりしますw

それでも躊躇なく攻め返す人に本手が入っていると考えます。

また、終局に近づくほど相手の仕掛けとは関係無しに、
“押さないといけない”状態になったりしますから、
その辺との兼ね合いも考慮しないといけません。

麻雀は考える事が多くて大変ですね。
Posted by 佐竹 at 2006年08月10日 02:07
最近、ようやく戦略・戦術について踏み込んだブログを目指す内容になってきましたね。

荒氏の言うように
「相手の手牌を読むこと」
は確かに誰でもできます。

でも、どれだけその読みは精度があるかというと
人によって怪しいですし、もともとそんなに読み切れないもの、と考えた方が正解だと思います。
もちろん、読みを放棄するわけではなくて。

「相手の心を読むこと」
一見、より難しいようですが、
私はこちらの方が相手の手牌を読むより
精度は高いと思いますね。

相手の手牌も相手の心理も、それを
読もうとするのは基本です。
特に心理面は、その人の性格や考え方、生きてきた環境などが、読む方にも読まれる方にも影響があると思います。
私は麻雀の面白さの一つは、その求められる資質が、このように数的センスだけでない精神力や性格だからだと考えています。

「精神力」の重要性というのは、どんな競技においてもよく言われます。
でも、「性格」って、麻雀以外ではそれほどは
影響しないような気がするのです。

だいぶ前に、あるプロの方だったかが、麻雀に勝つための秘訣をインタビューされて、詳しい内容は忘れましたが、
「日々、まじめに生きること」
というような回答をしていました。
例の無敗の雀士だったかな?

でも私は意外にもこれについては賛成なんですよ。
もちろん、
「良い子でいると配牌がよくなる」
何て言うばかげたオカルト論ではありませんよ。

説明するのは難しいですが、一つはいわゆる「胆力」のようなものがつくということと、
もう一つ重要なことは、効率よく人を殺せる人だからこそ人を生かせる術を持つということです。


『北斗の拳』のトキや『タフ』の“おとん”のようなものですね!?


「心理を読む」といっても、どうされたら
人は嫌がり、また喜ぶのかが分からない人は
手牌を読む以上に「スカな勝手読み」になってしまうと言うことです。



それから、私は
「より的確にオリる為に鳴く」
に近いことはするかもしれませんが、
それはあくまで攻撃が前提ですからね。
「攻撃は最大の防御なり」ということにプラスして、近い将来責めてくるのはどこかを見極められることが結構多いということです。

確かに、鳴いた時点でもオリ9割くらいの事はよくありますが、これも意外と他の3人とも大したことがない手ってことも多いんですよ。
ですから、一つの鳴きによって3人とも警戒するような気配が高い時などは意外とあがりにまで行けるケースはあるんですよね。

でもまあ、某押し氏のように微かなあがり目を目指してトコトン責めるような精神力は我々クラスは持ち合わせてはいませんけどね。

















Posted by X at 2006年08月19日 11:29
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