その場では答えを保留していた。
昨日の夜その友人から携帯メールが入る。
内容からは機構に気持ちが傾いてるのが読みとれる。
何通かメールのやりとりをすが、
しかし決断の一言はなかなか返ってこない。
「○○も一緒に機構で頑張ろうぜ」
と書けば、何通もメールやりとりすることもなかっただろう。
でも、
それではダメだと私は思っている。
今年連盟にデビューした後輩がいる。
日曜の彼のリーグ戦が終わったあとにTELがきた。
「佐竹さんはどうするんですか?」
と聞かれたので
「俺は連盟辞めて機構に行くよ」と。
彼は、
「俺はどうしたらいいんですかね?」
私は、
「それは自分で決めないと」
明日彼に、私が説明出来ることは全て話すけど“誘い”はしない。
自分が、
どこで何を成し遂げたいのか?
は自分自身で決めるべきだと思っている。
誘われたから機構に移籍します。
引き止められたから連盟に残ります。
しばらくは様子を見て、優勢な方に付こう。
そんなんじゃ何処に所属していても同じだと思う。
連盟に残ってもやるべきことはあるし、
機構に移ってもやるべきことはあります。
でも正直言うと今までの私は、
『取りあえずA1を目指して、強い相手と麻雀したいな』
『タイトル獲りたいな』
『アーケードゲームにも出てみたいな』
『名前が売れたら本も書いてみたいな』
くらいの気持ちだったことも確か。
特に何かを成し遂げようという信念もほぼ無かった。
今の私は、
『自分で決断して選択した道を、失敗しましたで終わらせたくない』
という強い気持ちで満たされています。
私などの能力では大した仕事も出来ないかもしれませんが、
精一杯頑張って行きます。