セット仲間でメールで議論しているうちに話しが変化して行きました。
ある家には子供が二人いますが、
そのうち少なくとも一人は男の子がいることがわかっています。
さて、もう一人の子供が女の子である確率は?
という問題が出てきました。
私と最強X氏は、「んなもん、男か女かしかないんだから1/2」だと。
押しのH氏が2/3だという答えと解説をしてくれて、なるほど、と納得。
押しのH氏も、かなり昔に天才数学者のマイト博士からこの問題を出され、
我々と同じ答えを出して、マイト博士に指導されたそうですw
ちなみに、問題文の
《そのうち少なくとも一人は男の子がいることがわかっています》
の部分が、
《上の子が男の子であることがわかっています》
のような場合は、答えは1/2になります。
封筒問題も、月曜日に思い出し考えたあげく、
『こんなの、交換する一手ですよ』
とメールし、数十分後に、やはり何かがおかしい、と再考。
『やっぱり換えても換えなくても同じ』と結論をだしました。
何が言いたいのかと言いますとね、
麻雀は条件付確率のゲーム
なんだろうな、ということ。
もちろん数学の問題で出される”条件”とは意味が違いますが。
その条件を
考慮出来るか・気付けるか・読めるか等によって、
正しい確率(に近い確率)で、打牌や行動を出来る者が強い者なのではないかと。
※もちろん、正確な数字として出せるものではありません
卓上に現れている”条件”から最適な打牌をするのは基本。
よくデジタルな人が鼻で笑う、
・テンパイ気配
・目の動き
・摸打のリズムの変化
・読み
まだあるかもしれないが、これらを”条件”として加えた上で、
最適な打牌を目指すのが麻雀なのだという気がしました。
◆おまけ◆
あなたはクイズ番組に出演し、最後のプレゼントのコーナーがきました。
A・B・C、の三つの箱の内の一つを選び、
アタリを選ぶと賞品がもらえるというものです。
あなたは一つの箱に決めました。
番組を盛り上げる為に、ここで司会者が残った二つからハズレの箱を一つ開けます。
※アタリを開けると盛り上がらないので、司会者はアタリの箱を知らされています。
そして、司会者がハズレを一つ開けた後に、
「さあ!どうしますか?今なら替えてもOKですよ。このままいきますか?替えますか?」
と、聞いてきました。
最後の選択の時です。
さて、あなたは取り替えた方が得でしょうか?
取り替えても替えなくても同じでしょうか?