2006年02月17日

条件付確率

前回の封筒問題について、
セット仲間でメールで議論しているうちに話しが変化して行きました。


ある家には子供が二人いますが、
そのうち少なくとも一人は男の子がいることがわかっています。
さて、もう一人の子供が女の子である確率は?


という問題が出てきました。

私と最強X氏は、「んなもん、男か女かしかないんだから1/2」だと。

押しのH氏が2/3だという答えと解説をしてくれて、なるほど、と納得。


押しのH氏も、かなり昔に天才数学者のマイト博士からこの問題を出され、
我々と同じ答えを出して、マイト博士に指導されたそうですw


ちなみに、問題文の

《そのうち少なくとも一人は男の子がいることがわかっています》

の部分が、

《上の子が男の子であることがわかっています》

のような場合は、答えは1/2になります。


封筒問題も、月曜日に思い出し考えたあげく、

『こんなの、交換する一手ですよ』

とメールし、数十分後に、やはり何かがおかしい、と再考。

『やっぱり換えても換えなくても同じ』と結論をだしました。



何が言いたいのかと言いますとね、

麻雀は条件付確率のゲーム

なんだろうな、ということ。


もちろん数学の問題で出される”条件”とは意味が違いますが。


その条件を

考慮出来るか・気付けるか・読めるか等によって、

正しい確率(に近い確率)で、打牌や行動を出来る者が強い者なのではないかと。
※もちろん、正確な数字として出せるものではありません


卓上に現れている”条件”から最適な打牌をするのは基本。

よくデジタルな人が鼻で笑う、

・テンパイ気配
・目の動き
・摸打のリズムの変化
・読み

まだあるかもしれないが、これらを”条件”として加えた上で、
最適な打牌を目指すのが麻雀なのだという気がしました。







◆おまけ◆

あなたはクイズ番組に出演し、最後のプレゼントのコーナーがきました。

A・B・C、の三つの箱の内の一つを選び、
アタリを選ぶと賞品がもらえるというものです。

あなたは一つの箱に決めました。

番組を盛り上げる為に、ここで司会者が残った二つからハズレの箱を一つ開けます。
※アタリを開けると盛り上がらないので、司会者はアタリの箱を知らされています。

そして、司会者がハズレを一つ開けた後に、
「さあ!どうしますか?今なら替えてもOKですよ。このままいきますか?替えますか?」

と、聞いてきました。

最後の選択の時です。


さて、あなたは取り替えた方が得でしょうか?

取り替えても替えなくても同じでしょうか?

















posted by 佐竹孝司(豪運王) at 22:57| 埼玉 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 麻雀(コラム・戦術・何切る等) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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