2005年09月12日

9/10(土)・佐竹

9/10(土)東風戦

=流れは『どこ』に発生するのか?=

フリーで麻雀していて、私が鳴いた(例えばチー)直後に、[他者からリーチが入る・他者にツモられる・私の下家が鳴いた同牌をツモ切る]等の現象があると「ひどい麻雀を打っている」的なニュアンスで語る人がいる。
最近ちょっとウザイのだが、この機会に流れに関することでも書いてみよう。

ちなみにX氏、H氏、Y氏、は「流れなんかあるわけねーーー!」派。
オカルT氏は、自他共に認めるオカルト派です。


プロ団体に所属する者でも
[リーチ後、ずっとツモれない状態の時、鳴くとツモられる]
と信じて疑わない人が結構多いのだが、本当にそうなんでしょうか?

断っておきますが私は[流れ論者]です。
が、しかし、先のような説を信じる気には到底なれません。

それは全て『そうだった時の結果を見てから、自説の正しさを述べてる』から。
そういう結果にならない時があるのを私は知ってますし、普通に体験もしてます。


他者がリーチ後全然ツモれず、あと2巡。
上家から鳴ける牌が出て安全な牌を切ってテンパイ出来る。
一貫して鳴かないで勝ってる人が存在するとしたら驚異である。

そして厄介なのが[子供の形式テンパイ]くらいでは鳴かずに先の理論を声を大にして語るのだが、
ラス目の南場の親であったり、鳴いて両面マンガンくらいあれば鳴いちゃう人。

あなたの理論はどこ行ったの?
鳴きの否定の根拠が[鳴いたらツモられる]であれば、
自分が何着目の何家とか、手の値段は関係無ければおかしい。
私が、鳴くとツモられるのが分かれば(そんなの分かった時が無いが)絶対に鳴かない。

自分の理論が正しいと信じてるなら、例えテンパイしないと最後の親が流れようが、チンイツドラ3の6面張だろうが、役満テンパイ出来ようが、鳴かずの麻雀を貫いて欲しい。
そして、それで勝って行ければ、それは凄く格好いい事だと思う。


古くからの友人で最近、雀○流に傾倒してる奴がいるのだけれど、
飲みの席で彼と話していると「前2局高目ツモってるからまたツモる」「一発でツモる時は分かる」「局が始まる前に上がる人が分かる時がある」等の大合唱である。

流れ論者の私が聞いても意味不明です。

そういう気がしてる時にたまたまそういう結果になったのでしょ?
で、それが強く記憶されて信じ込んでいく、というのが実態だと思います。

先日、あまりのウザさに、
「じゃあ、実験しよう。俺は見てるから、始まる前に誰が上がるか分かった時は言え。分かったのだから一回も間違わないよな?」と。
そんなアホな実験に実際に付き合う羽目になったら最悪だが、彼は何だかんだ言って結局はお流れ。そりゃそうだ。
相手がどんな手か見える訳でもないのに、当て続けるなんて出来ない。
そして外す事があるということは『分かる』のでなく、
単に当たることもあるけど、外すこともあるってだけのこと。


古い麻雀仲間と流れの話になると私がデジタル派役になって反論などして、場を熱くさせたりするのだが、実際には流れ派の自分でも疑問に思ってる事を聞いたりする。特に、

『流れはどこに発生するのか?』である。

流れ論者の『流れが悪い状態』とは、何故か不幸が続く状態だと言える。
それは、そのように牌山ができているからだと言える。
さらに、そのような不幸な結果になる取り出しのサイコロの目が出たと言える。

ではですね、サイコロを使用せずに、親が任意の場所から取り出すルールの場合はどうなんでしょう?
A君が今、世間一般で言われる流れが悪い状態なのですがそれは『親がたまたま』A君の不幸が起きる所から取り出しているという事なのですか?
それとも、親がどこから取り出してもA君に幸運な結果は無いように山が積まれているのでしょうか?

もしかしたらサイコロを使わなければ流れは発生しないのだろうか?
サイコロが関係無ければ、後は『牌』って事になる。
それと一応『席』とか『方角』もか?(笑

流れが牌山に発生するのなら、ネット麻雀には流れが無くなる訳だが、ネットでも流れを語るプロは私を含め大勢いる。

席であれば、半荘ごとに場換えするリーグ戦では、人では無くある席の成績が異常に良かったり悪かったりしなければ変であるし(しかも長期、ってかずっと)、ころころ変わるのであれば席が原因ではないだろう。
ネット麻雀における席ってどう考えるんだ?

と、なると?なるほどねー、方角だよ。
私を苦しめていた悪い流れは方角に原因があったのですね(笑。


未熟者の私が現時点で、流れがどこに発生するのかと思っているのかと言いますと、
やはり『打ってる者に』です。ありきたりな答えなんですが。

だって、不幸が起きた時に、ある人は「メクリ合い負けっぱなしだ。ツカねー、流れが悪い」と思うかもしれませんが(この時点でこの人に流れが発生)、ある人は「普通にメクリ合い負けが続いただけだよ」と思う人もいるんだし。

そして流れを意識したとしても、それを自分に有利なように変える術を私は知らないので、
普通を心掛けて打つようにしています。
普通に打てなくなると更に悪くなるわけで、流れを信じてる私だからこそ『状態の悪い時の弱気』がもたらす更なる不幸を、強い意志で撥ね退けられるようにならないと、と思ってます。


さて、麻雀の結果ですが、
チャンピオンズリーグのトーナメントは1回戦で即負け。

その後のセットでもボロクソにやられました。

日曜日、面子が揃わずに、
X氏、H氏とフリー店でメンバーに入ってもらい我々だけで馬身つけて打ったのですが、
こちらも4.5P程負けました。が、こちらはあくまで『フリーの結果』ですから。

9/10の面子=最強X氏、押しのH氏、マイティーY氏、オカルT氏、連盟I氏、佐竹


9/10(土) ▲12.3P

9月のトータル +13.9P

はいはい、二桁、二桁。
簡単に二桁負けるんじゃねーよ。
posted by 佐竹孝司(豪運王) at 23:39| Comment(6) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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