7/16〜18・三連戦
今週は月曜が休日なので三連戦が行われました。
麻雀打って飲んで寝て、また朝から打って飲んで〜〜〜。
まるで修行僧のように淡々と繰り返しながら私はこう思った『それもまた人生』と。
いや〜、さすがに疲れますね。
皆様、お疲れ様でした。
7/16(土)は完全先付けルールが採用された。
面子=最強X氏・押しのH氏・マイティーY氏・佐竹。
前回の記事に書いたが某掲示板に私が『豪運』だとの書き込みがあった。
ならばそれを試してみようと完先ルールを選択。
このルール、バック仕掛けや食いタンが無い為に運の要素が高くなる。
レベルの違う相手が入っていれば、或いはアリアリルールよりも実力差が出るかもしれないが、さほど差の無い者同士で打てば運の比べっこである。
目指す役がタンヤオで赤3枚入ってる時でも、ひたすら引いてくるのを待つだけである。
乱暴な言い方をすれば『引けるかどうかが問題なルール』。
相手が速そうだから捌くか、とかが出来ないのだから不自由極まりない。
話がそれるが、X氏・H氏・Y氏は《一発・裏ドラ無しの競技麻雀よりも赤3枚入りのルールの方が実力が現れる》と言う。
私は絶対にそんな事は無いだろうと言っていたのだが、何度となく酒の席などで議論を交わしていくうちに『そうなのかもしれない』という部分も出てきた。
・完先は何をやってるのかが判りやすい。
・競技麻雀は点数が判りやすい。
どちらもそうだが、レベルが違い過ぎればフリールール以上に実力の差が顕著に現れるが(言い方を変えれば、上手が下手をカモり易い)、
一定レベルを越えている者同士が打つと《ある局面》での正しい応手を皆が心得ているので、結局は運の要素が強くなる。という論である。
例えば、5巡目で先制リーチを打たれたとする。
競技麻雀でドラ3枚持っていたら毎回完全無視で問題無いだろう。
が、一発・赤・裏があるルールなら、ドラが3枚あろうが完全無視は出来ない。
完全無視する事もあるがオリる事もある。
取りあえず急所の牌を鳴いて、その後行くか降りるか決める時もある。
(リーチ後に仕掛けたら全部行くとか、一旦行くと決めたら最後まで行かないと一貫性が無い、とか言ってる人もいるが論外過ぎて話しにならない。)
見えていない一発・赤・裏の存在がある分だけ考える要素が増える。
そしてその見えていない部分が重要に作用してくるのが『心理戦』『戦略』『戦術』である。
もちろん競技麻雀でも使うが、リーチ麻雀の方がはるかに多い。
私がよくやる(皆やってるだろうが)場を速く安くする目的のクソ仕掛けも、X氏がよくやる一個待ちリーノミリーチも、見えていない部分を利用した戦術である。(スカると最悪だが)
こんな戦術、リーグ戦でやったら即刻単なるタコに認定されるだろう。
彼等との議論で私も半々くらいまで《一発・裏ドラ無しの競技麻雀よりも赤3枚入りのルールの方が実力が現れる》論に傾いているのが本音である。
機会があれば連盟の強者の考えを聞いてみたい。
競技麻雀だと勝てるがフリールールだと勝てないとか言い出すエセ強者ではなく、本物の実戦派の強者に聞いてみたい。
さて、話しを戻そう。
運の要素が高い完先ルールでの対局の結果であるが・・・
そもそも『豪運王』の私に完先ルールで運比べを挑む事が間違っている。
勇気は認めるが、行き過ぎると勇気も無謀になるということを彼等も知るべきである。(意味分からねー)
最初の半荘こそ5P近いラスを食ったが、その後は豪運の本領を発揮しまくり。
必要牌を引いて引いて引きまくり圧勝しました。
それにしても普段のルールではポックリチックリ鳴きまくってる3人が、大人し〜く、静か〜に淡々と麻雀してる姿はなんとなく似合わなくて微笑ましかったです。
もうやらないとか言われましたが、年2回くらい運比べ大会やるのもいいじゃないですか?
※皆さん、私の異名は本日をもって裏ドラ君から『豪運王』に変更されましたのでヨロシク。
7/17(日)東南戦
面子=最強X氏・押しのH氏・マイティーY氏・S氏・連盟T氏・佐竹。
おいおい、まだあと二日分書くのかよ?
白状すれば細かい局面なんぞ牌譜も無しに覚えてらんねーの。
でも、姫に「記事を楽しみにしてる」と言われれば期待には応えねばならないので、次回からは抜け番の時にでも簡単にメモを取っておこうと思う。
と、いう事でこの日の報告は無しで。
なんて言うとマイティーY氏から「おいおい、ちゃんと書いてくれよ〜」と苦情が来そうなので、気は進まないが軽く触れておこう。
結果を先に記すと、この日マイティーY氏が1日でのプラスPの最高記録を塗り替えました。
☆★+33p★☆
その前がH氏の28pだったのでかなりの大幅更新である。
この記録はそう簡単には超えられないであろう。
H氏・Y氏がX氏と知り合い、セットで打つようになってから1年8カ月になるのだが(私は参戦してから1年5カ月)、この間Y氏は20P超えが無かったそうである。
私やH氏はプラスもマイナスも大きく、Y氏はどちらも小幅な印象はあったのは確かであるが、初めてというのは少し意外であった。
Y氏の初ラスが確か8時頃だったと記憶しているが、その間やりたい放題であった。
連盟T氏など「配牌がズルい」と嘆きまくり。
S氏もY氏とのリーチでのメクリ合いになった時「たまには勝ちたい」と。
とにかく、皆にそう言わしめる程に絶好調モード。
途中、笑えるエピソードがあったので紹介しよう。
マイティー氏が先行リーチを打って、S氏が追っかけリーチ。
X氏と私はベタオリ。
S氏の最後のツモまでに決着が付かず、後はX氏と私のツモ番を残すのみとなったその時である。
S氏の最後の捨て牌に鳴きを入れるX氏。これでハイテイがY氏に回る。
(X氏の切った牌を私が鳴ければさらにハイテイはS氏に回るが鳴けなかった)
子の私ならば鳴きの一手だが、親のX氏がハイテイ回しを敢行したのには驚いた。
そしてハイテイ牌をツモる前にY氏がマンズの六八を「こんな待ち」とか言いながら倒し、続いてS氏も「僕はここ」と言ってピンズの(45)を倒した。
それを見たX氏「おおこれ(6)か、ツモる練習しろ」とか言って(6)をほれほれとY氏の前で河に置いたり、触らせようとしたり。
私も手牌の(3)を持ち出して「こっちでもOKだからね」と煽る。
恐る恐るハイテイをツモったY氏の指からこぼれ落ちたのは(6)であった。マンガン放銃。
「おおおーーー!」「いいね〜いいね〜」「これ以上無い仕上がりだね〜」などと、歓声が上がる。(どういう麻雀だよ・笑)
まあ、それ程までにY氏のツキが尋常じゃなかった訳なんですが。
しかし次局の私の親番で《役牌・ホンイツ・トイトイ・三暗刻・赤1》の倍満をあっさり引きアガるY氏。
終わった時にはS氏三着。Y氏にハイテイを回し(6)放銃の練習をさせてたX氏はY氏にトバされて、きっちりシバかれてる始末。
結局、この日私は前日豪運で得たプラス以上のマイナスを喫し轟沈。
Y氏は前日の負けを倍にして取り戻し、打ち上げの席でも終始上機嫌であった。
戦意喪失気味だったので終電で帰ろうかとも思っていたのだが、皆の勧めで(精神的に弱ってると見て、カモを帰らせたくなかったのか?)翌日参戦を選択した。
7/18(月)東風戦
面子=最強X氏・押しのH氏・マイティーY氏・無邪気なI氏・連盟T氏・佐竹。
睡眠不足気味での2連戦でかなりの疲労だった私は少し遅れて行った。
「おはよう」と声をかけるとT氏が一言「またマイティーさんが調子良いんですよ」と。
それを聞いて『おいおい、また昨日と同じだったらやってらんねーな。ちょっと打ってダメそうだったら映画でも観て帰ろう』と予定を立てた。
途中の6人状態があり、ラスで抜けると東風2回待つ仕組みにしたのでモチベーションも下がり、帰ろうかと思ったらY氏が終了宣言。
5人であれば抜け番もそう長くないのでそのまま続行した。
この日好調だったのがH氏と私。そのH氏とのシバキ合いが楽しかった。
が、H氏に徐々に押されてきて競り合い負けしそうだな、と感じ始めた時にH氏帰宅宣言。
残る3人がいまいち乗れてない状態という事もあって、途中4連勝させてもらいまずまずの戦果で終える事が出来た。
3連戦の結果
7/16(土) +16.0P
7/17(日) ▲19.1P
7/18(月) +10.1P
7月のトータル ▲4.3P
佐竹