2005年07月27日

7月24日(日) 変則東南 ・連盟員T

 日曜日の面子は最強X氏・押しのH氏・マイティーY氏・連盟員Tの4人。
 ルールは通常の東南戦にひとつルールを加えた変則東南戦。追加したルールは、なんと面前で出和りすると1ハンアップでご祝儀4枚ゲット出来るという危険なシロモノ。
 提案者は相当なお調子者であるといわざるを得ない。(自分だが・・・)

 どことなく不穏な空気のままゲーム開始。一説によると連盟員Tが遅刻して来たのが原因であるとかないとか(皆さんすみません・・・)
 一番最初に変則ルールの恩恵にあずかったのがその遅刻当事者だというのだから堪らない。打ち込みはマイティーY氏。
 しかし、不穏な空気はそんなささやかな喜びを打ち砕くすさまじい・・・まるで雷撃のような和りであった。
 淡々と局が進んで南一局。Tが早そうな仕掛けを打ち、それを咎めんとばかりにリーチをかぶせるH氏。生牌の發を叩き切るT。「ポン」。今思うとこの発声から不穏な空気を読まなければいけないのだが、その時はまったく無邪気に攻めていたT。
 続けて引いてきたこれまた生牌の中を遠慮なく打つ。「ロン」。このルールで最も強いのではないかと目されていた最強X氏・・・その最強X氏が「今日は30ゲットもありうるな」と思わせるに足る見事な大三元和了。

 その後、大三元打ちのTと初手から面前打ちをかましてしまったマイティー氏が沈み、お昼ごろまでは勝ちまくる最強X氏に食らいつくH氏という構図で進む。
 しかし、その後は昼食が消化しきれないのか最強X氏が先ほどとはうって変わって紳士的になる。その間隙を突いてマイティー氏が勢力を伸ばし始める。ルールを無視して8枚オールをゲットしてみたり、意味なくリーチをかけて2600面前祝儀4枚をゲットしたりと存分に辛さを見せつけてくれる。
 しかし、序盤から一貫した押しを続けるH氏を前にそんな辛さは一切通用せず、次第にH氏のワンサイドゲームになる展開。というかTはH氏に打ち込みすぎ!

 X氏も半ばあきらめた様子で、きつい後引っ掛け一個待ちでマイティー氏狙いの小銭ゲッチュ作戦を開始するに至り、以降数時間H氏の一人相撲で終了。

 連盟員Tはダブル二桁負けでついに無邪気なI氏の仲間になる始末。とは言え、この日は濃い麻雀を打てたので悔しくはあるが充実した一日であった。皆さん、今後もきつい麻雀でTを鍛えてやってくださいな。



posted by 佐竹孝司(豪運王) at 02:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月20日

7/16〜18・佐竹

7/16〜18・三連戦

今週は月曜が休日なので三連戦が行われました。
麻雀打って飲んで寝て、また朝から打って飲んで〜〜〜。
まるで修行僧のように淡々と繰り返しながら私はこう思った『それもまた人生』と。

いや〜、さすがに疲れますね。
皆様、お疲れ様でした。

7/16(土)は完全先付けルールが採用された。
面子=最強X氏・押しのH氏・マイティーY氏・佐竹。

前回の記事に書いたが某掲示板に私が『豪運』だとの書き込みがあった。
ならばそれを試してみようと完先ルールを選択。
このルール、バック仕掛けや食いタンが無い為に運の要素が高くなる。
レベルの違う相手が入っていれば、或いはアリアリルールよりも実力差が出るかもしれないが、さほど差の無い者同士で打てば運の比べっこである。

目指す役がタンヤオで赤3枚入ってる時でも、ひたすら引いてくるのを待つだけである。
乱暴な言い方をすれば『引けるかどうかが問題なルール』。
相手が速そうだから捌くか、とかが出来ないのだから不自由極まりない。


話がそれるが、X氏・H氏・Y氏は《一発・裏ドラ無しの競技麻雀よりも赤3枚入りのルールの方が実力が現れる》と言う。
私は絶対にそんな事は無いだろうと言っていたのだが、何度となく酒の席などで議論を交わしていくうちに『そうなのかもしれない』という部分も出てきた。

・完先は何をやってるのかが判りやすい。
・競技麻雀は点数が判りやすい。

どちらもそうだが、レベルが違い過ぎればフリールール以上に実力の差が顕著に現れるが(言い方を変えれば、上手が下手をカモり易い)、
一定レベルを越えている者同士が打つと《ある局面》での正しい応手を皆が心得ているので、結局は運の要素が強くなる。という論である。

例えば、5巡目で先制リーチを打たれたとする。
競技麻雀でドラ3枚持っていたら毎回完全無視で問題無いだろう。
が、一発・赤・裏があるルールなら、ドラが3枚あろうが完全無視は出来ない。
完全無視する事もあるがオリる事もある。
取りあえず急所の牌を鳴いて、その後行くか降りるか決める時もある。
(リーチ後に仕掛けたら全部行くとか、一旦行くと決めたら最後まで行かないと一貫性が無い、とか言ってる人もいるが論外過ぎて話しにならない。)
見えていない一発・赤・裏の存在がある分だけ考える要素が増える。
そしてその見えていない部分が重要に作用してくるのが『心理戦』『戦略』『戦術』である。
もちろん競技麻雀でも使うが、リーチ麻雀の方がはるかに多い。

私がよくやる(皆やってるだろうが)場を速く安くする目的のクソ仕掛けも、X氏がよくやる一個待ちリーノミリーチも、見えていない部分を利用した戦術である。(スカると最悪だが)
こんな戦術、リーグ戦でやったら即刻単なるタコに認定されるだろう。

彼等との議論で私も半々くらいまで《一発・裏ドラ無しの競技麻雀よりも赤3枚入りのルールの方が実力が現れる》論に傾いているのが本音である。
機会があれば連盟の強者の考えを聞いてみたい。
競技麻雀だと勝てるがフリールールだと勝てないとか言い出すエセ強者ではなく、本物の実戦派の強者に聞いてみたい。


さて、話しを戻そう。
運の要素が高い完先ルールでの対局の結果であるが・・・

そもそも『豪運王』の私に完先ルールで運比べを挑む事が間違っている。
勇気は認めるが、行き過ぎると勇気も無謀になるということを彼等も知るべきである。(意味分からねー)
最初の半荘こそ5P近いラスを食ったが、その後は豪運の本領を発揮しまくり。
必要牌を引いて引いて引きまくり圧勝しました。


それにしても普段のルールではポックリチックリ鳴きまくってる3人が、大人し〜く、静か〜に淡々と麻雀してる姿はなんとなく似合わなくて微笑ましかったです。
もうやらないとか言われましたが、年2回くらい運比べ大会やるのもいいじゃないですか?

※皆さん、私の異名は本日をもって裏ドラ君から『豪運王』に変更されましたのでヨロシク。



7/17(日)東南戦
面子=最強X氏・押しのH氏・マイティーY氏・S氏・連盟T氏・佐竹。

おいおい、まだあと二日分書くのかよ?
白状すれば細かい局面なんぞ牌譜も無しに覚えてらんねーの。
でも、姫に「記事を楽しみにしてる」と言われれば期待には応えねばならないので、次回からは抜け番の時にでも簡単にメモを取っておこうと思う。

と、いう事でこの日の報告は無しで。

なんて言うとマイティーY氏から「おいおい、ちゃんと書いてくれよ〜」と苦情が来そうなので、気は進まないが軽く触れておこう。

結果を先に記すと、この日マイティーY氏が1日でのプラスPの最高記録を塗り替えました。

☆★+33p★☆

その前がH氏の28pだったのでかなりの大幅更新である。
この記録はそう簡単には超えられないであろう。

H氏・Y氏がX氏と知り合い、セットで打つようになってから1年8カ月になるのだが(私は参戦してから1年5カ月)、この間Y氏は20P超えが無かったそうである。
私やH氏はプラスもマイナスも大きく、Y氏はどちらも小幅な印象はあったのは確かであるが、初めてというのは少し意外であった。


Y氏の初ラスが確か8時頃だったと記憶しているが、その間やりたい放題であった。
連盟T氏など「配牌がズルい」と嘆きまくり。
S氏もY氏とのリーチでのメクリ合いになった時「たまには勝ちたい」と。
とにかく、皆にそう言わしめる程に絶好調モード。

途中、笑えるエピソードがあったので紹介しよう。

マイティー氏が先行リーチを打って、S氏が追っかけリーチ。
X氏と私はベタオリ。
S氏の最後のツモまでに決着が付かず、後はX氏と私のツモ番を残すのみとなったその時である。
S氏の最後の捨て牌に鳴きを入れるX氏。これでハイテイがY氏に回る。
(X氏の切った牌を私が鳴ければさらにハイテイはS氏に回るが鳴けなかった)
子の私ならば鳴きの一手だが、親のX氏がハイテイ回しを敢行したのには驚いた。
そしてハイテイ牌をツモる前にY氏がマンズの六八を「こんな待ち」とか言いながら倒し、続いてS氏も「僕はここ」と言ってピンズの(45)を倒した。
それを見たX氏「おおこれ(6)か、ツモる練習しろ」とか言って(6)をほれほれとY氏の前で河に置いたり、触らせようとしたり。
私も手牌の(3)を持ち出して「こっちでもOKだからね」と煽る。

恐る恐るハイテイをツモったY氏の指からこぼれ落ちたのは(6)であった。マンガン放銃。
「おおおーーー!」「いいね〜いいね〜」「これ以上無い仕上がりだね〜」などと、歓声が上がる。(どういう麻雀だよ・笑)
まあ、それ程までにY氏のツキが尋常じゃなかった訳なんですが。
しかし次局の私の親番で《役牌・ホンイツ・トイトイ・三暗刻・赤1》の倍満をあっさり引きアガるY氏。
終わった時にはS氏三着。Y氏にハイテイを回し(6)放銃の練習をさせてたX氏はY氏にトバされて、きっちりシバかれてる始末。


結局、この日私は前日豪運で得たプラス以上のマイナスを喫し轟沈。
Y氏は前日の負けを倍にして取り戻し、打ち上げの席でも終始上機嫌であった。
戦意喪失気味だったので終電で帰ろうかとも思っていたのだが、皆の勧めで(精神的に弱ってると見て、カモを帰らせたくなかったのか?)翌日参戦を選択した。



7/18(月)東風戦

面子=最強X氏・押しのH氏・マイティーY氏・無邪気なI氏・連盟T氏・佐竹。

睡眠不足気味での2連戦でかなりの疲労だった私は少し遅れて行った。

「おはよう」と声をかけるとT氏が一言「またマイティーさんが調子良いんですよ」と。
それを聞いて『おいおい、また昨日と同じだったらやってらんねーな。ちょっと打ってダメそうだったら映画でも観て帰ろう』と予定を立てた。

途中の6人状態があり、ラスで抜けると東風2回待つ仕組みにしたのでモチベーションも下がり、帰ろうかと思ったらY氏が終了宣言。
5人であれば抜け番もそう長くないのでそのまま続行した。

この日好調だったのがH氏と私。そのH氏とのシバキ合いが楽しかった。
が、H氏に徐々に押されてきて競り合い負けしそうだな、と感じ始めた時にH氏帰宅宣言。
残る3人がいまいち乗れてない状態という事もあって、途中4連勝させてもらいまずまずの戦果で終える事が出来た。


3連戦の結果

7/16(土) +16.0P
7/17(日) ▲19.1P
7/18(月) +10.1P

7月のトータル ▲4.3P

佐竹
posted by 佐竹孝司(豪運王) at 01:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月14日

降級決定的・佐竹

先週末、二日合わせてトップ2回の佐竹です。

記事はマイティーY氏に任せましたが、私の腑甲斐ない成績を晒しにやってまいりました。

7/9  ▲6.7P
7/10 ▲16.8P

7月のトータル
 ▲11.3P

先週までの二桁プラスが、あっという間に二桁マイナスに…。恐ろしい。

私クラスであっても不調の波はどうしようもない、という事なのでしょうか?(笑


某巨大掲示板に、プロ連盟のスレッドがあり、こんな書き込みを発見しました。

>佐竹のB2降級はほぼ決定的だと思うよ。
なぜなら、B1に上がった事が奇跡的な程ヘタクソだから。
今までの昇級も、タイトル戦決勝進出も、全て持って生まれた“豪運”のおかげ。
ウソだと思うなら、ヤツの後ろで観戦してみな。

だそうです。(ほっとけ。余計なお世話だっつーの)

豪運(て何?強運だろ?)ならばヘタクソでも助かっちゃうとおもうんだが。


先週はヘタさを実感したので、今週は彼が言うところの豪運さを実感してみる予定であります。

佐竹

posted by 佐竹孝司(豪運王) at 01:25| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月11日

7月10日東南戦2@マイティY

さて腹が減ると配牌とツモがいまいちのH氏。午前中はまあまあだったのだが、どうも弁当を喰ったあとがいけない。最近ダイエットを始めたのか人並みの食べっぷり。どうもここ2週間の昼食後の不調は大盛りで頼んでないことが原因らしい。ともあれ5人の時はラス抜けという敗者にはたまんないこのルール。氏のこの日の最大の仕事は昼食後の豊富な観戦ネタで夜の呑み&感想戦を大いに盛り上げてくれたことだろう。
その日最も激しかったのが最強X氏。ただ勝つことに飽き足らぬ氏は、最近では最初に大きくマイナスしといてからかプラスに転じるのをテーマとしているらしい。この日もラス、ラス、3着、3着スタートと早くも目標マイナスをゲットしたX氏。あとはあばれまくり終わってみれば目標プラスをゲットしていたのであった。たまんね〜。
しかしこの日の真の主役はS氏でした。昼過ぎに登場しラス抜けのH氏と代わってから終了の9時まで座りっぱなし。要はノーラスである。安定した勝ちっぷりで勝ち頭ををゲット。次回からはもう少しお手やわらかにお願いしたいものです。
う〜む観戦記をかくのも大仕事だね。(特に携帯からは)佐竹さん!いつもご苦労様です。
posted by 佐竹孝司(豪運王) at 22:57| Comment(5) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

7月10日東南戦@マイティY

7月10日(日)東南戦☆メンバー:佐竹氏、S氏、最強X氏、押しのH氏、マイティYの5人
私マイティが初の書き込み登場です。佐竹氏の紹介があるので自己紹介は省略するが、どうも私の麻雀は辛いらしい。ポンテンやチーテンの安手をあがったりすると「かれ〜」という罵声が飛ぶのはもはやお約束である。(自分では普通のつもりなのだが・・・やはりオーラス2着あがり止めがちょびっと多めなのが原因か?)
ともかく今回観戦記作成に気が進まない佐竹氏に代わり日曜の様子を報告する。
先ずは佐竹氏がトップスタート。実は前日夜に軽く東風戦をやったのだが(佐竹氏、X氏、H氏、T氏、私Yで4時間ほど)、佐竹氏ノートップ。逆転トップという幸先よいスタートに「もう今日はトップとれなくてもいい〜」などと心にもないことをのたまってられたのだが、麻雀の神様は聞き逃さなかったようである。次にトップを取れたのは10時間後。久々に好感度を上げてくれました。しばらくはこの好感度を持続して欲しいものである。
携帯からの一度での書き込みはそろそろ限界(しんど〜)。という訳で第二弾へ続く
posted by 佐竹孝司(豪運王) at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月07日

7/3(日)東南戦・佐竹

7/3(日)東南戦・佐竹

面子・最強X氏、押しのH氏、無邪気なI氏、佐竹


この日はS氏が所用で、連盟T氏はリーグ戦、マイティーY氏は「流れが悪いから」、
という理由で不参加。
抜け番無しでみっちり12時間の対戦となった。
席順は、私の下家がH氏、対面がI氏、上家がX氏。

今回採用された特殊ルールは[スーパーリーチ棒]。
これでリーチを掛けると1ハンアップというもの。
リーチ料は3000点で、このチーチ棒を取られなければ何回でも掛けられる。

マイティーY氏に、そういうフリー雀荘があったという話を聞いてから、
やってみたいと思っていたもので、今回採用された。

     
H台風再上陸!!

緒戦いい感じだったのはI氏。
X氏のリーチに対して親で果敢に「リーチ。・・・スーパー!!」と、
いきなりのスーパーリーチ攻撃。
3000点で、取られると取り返さないと使いたい時に使えないので、
皆使用には慎重になるかと想像してたのだが。
本日の初スーパーリーチである。
下家に座ってるX氏が「いきなりスーパーかよ、たまんねーな、おい」
とツモ切った牌は赤五満。

「ローン!いっぱーーーつ」と手拍子付きで喜ぶI氏。

《リーチ・一発・赤、スーパー》で親満。
ピンフ形なのだが頭がダブ東でドラは見当たらない。
世が世ならリーノミである。
その後も要所でいい感じでアガるのを見て、
『今日は無邪気なI氏デーかな?』とI氏マークを強化。

私の見立てではI氏は神がかり的とも天才的とも言えるアガリをものにする反面、
若干ミスも多いと思っている。
あまり強引に勝負せずに、待っていれば勝手に普通の状態になるだろう、という作戦。

しかし、この日はI氏デーではなかったのである。

既にH台風が上陸していたのである。

猛烈な勢いでアガリまくる、ツモりまくる、祝儀取りまくるで3人を圧倒。
例えるなら、まさに《卓上カツアゲ状態》。
私レベルでは被害を最小限に抑えるので精一杯である。
序盤に1回トップを獲らせてもらったが、
それもトップ目のH氏のちょっとしたミスでのラッキートップだけである。
(ラス目のI氏が2600点の時にX氏がリーチ。私とH氏の点差が900点という状況で
H氏も追っかけ。私は形テンで押し100点上)

そんなトップ1回ではH台風を凌げる訳は無くジリジリとマイナスへ。

初っ端、不幸な目に合ったX氏などはさらにヒドイ事態に陥っていた。
開始から僅か4時間ほどで▲14P超えを達成していた。

対局後のメシ屋で聞いたのだが、H氏この時既に+16Pで、
『今日は+30Pコース』だと思っていたそうである。

頼んだ昼飯が2時頃にきたので昼食タイム。飯を食いながら、
『なんか俺が不参加だった先週の日曜日もH氏が大爆発したらしいが、
こんな調子だったのかな?今週もかよー、たまんねー、誰か交代してくれねーかなー』
などと弱気の虫が出かかって(先週反省したので出ませんが)いると、
連盟T氏がリーグ戦前に顔を出した。


台風一過

昼飯後の半荘を打ちながら『T君に1回打たせたら雰囲気変わるかな?』
と、流れ論者的な事を考えていたのだが、終わってみるとH氏がラスっている。
まあ、先週だってラス3回引いてるんだから不思議ではない。

するとH氏「T君打つ?」、T君「じゃあ1回だけ」
せっかくH氏がラスったのに気分転換になっちまうじゃん。
しかもT君これからリーグ戦でしょうに。

東1局・親T君・ドラは忘れた

789發發白白北北北  ポン中中中

いきなりこんな倍満を私に放銃。
その後も順調に点棒を放出し20分弱でトビ。
〆て▲3.9P。
う〜む、T君もいい仕事をするようになってきました。

T君に代わってH氏が入って対局再開。
さあ、また卓上カツアゲが始まるのか?

ん?
あれ?
なんか変じゃない?
H氏がアガらないぞ。

流れ論者風に言えば、『流れが変わった』ように感じた。

しかも、最高の状態→普通の状態、ではなく最高の状態→最悪の状態、である。
何も出来ないで周りにツモられまくりトビ。
昼飯のおかげなのかT君のおかげか分からないが、これはいいぞ。助かった!

この後のH氏は例えるなら、まさに《卓上レイプ状態》
以下、私がH氏に行ったレイプをご堪能下さい。

1236 ポン東東東チー789ポン白白白 ドラ無し

無理気味な仕掛けでこんなテンパイ。
しかしH氏、リーチ後に6掴みあえなくトビ。
H氏の手は6二枚使いのチートイであった。
う〜ん、グレイト!


二二四六 チー123チー(678)ポン白白白 ドラ無し

場を安くするのを目的にした仕掛けであるが、誰も釣られて鳴かずにH氏からリーチ。
ちょこざいな戦略が裏目に出た最悪なパターンである。
が、H氏の捨て牌に五があり、リーチ宣言牌は六で、
『4枚でも結構な防御力じゃん。オリきれそう』と思ってたら、
数巡後にH氏五をお掴み。
私の手を見て溜息とともに自分の手牌の赤五五を倒す。
う〜ん、ビューティホー!

234699(789)九九 チー一二三 ドラ9

H氏のリーチ後2巡くらいでこの形。
ジュンチャンドラ2狙いで4はすでに自分で二枚切ってる。(のにリーチ後また引いた)
場に1が三枚切れてて、普通はもう手仕舞いするのが普通か?
しかし私、無筋の4を強打。
100%の安牌になりX氏が手出しで打1。
『上手くいっちゃったよ。これならメクリ合いでも十分勝負に…』
とか考える暇もなく、H氏即九お掴み。
う〜ん、ワンダホー!


理由は分からぬが急に馬鹿ヅイた。
自分のアガリばかり書いたが、この時期最強X氏もかなりの好調。
一時の▲14Pをプラスに戻すほどの勢い。
I氏は乗り遅れた感があるが所々で皆に痛打を浴びせてくる。
私は[リーチ・一発・赤・スーパー]を二度もくらった。(1回はカン(5))


結局この日、押しのH氏は結構なマイナスに。
私もプラスとマイナスが激しいタイプだが、H氏の激しさとはいい勝負である。

最強X氏は持ち前の『強い精神力の麻雀』で若干のプラスで終わる。
状態の悪い時に心が弱い(かった)私ではこうはいかない。本当に尊敬に値する。

無邪気なI氏、今回のスーパーリーチを一番楽しんでたのがこの人だろう。
我々がお遊びで付ける特殊ルールを全部受けて立つ姿勢も好感が持てます。


7/3(日)本日の結果 +13.1P

7月のトータル +12.2P
posted by 佐竹孝司(豪運王) at 02:20| Comment(1) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月04日

7/2(土)後半戦・佐竹

7/2(土)後半戦・佐竹

面子・最強X氏、押しのH氏、マイティーY氏、連盟T氏

この日私はプロ連盟のリーグ戦があったのだが、どうしても打ちたいルールであったので、
リーグ戦終了後Bダッシュで開催場所へ向かった。

打ちたかったルールとは[ブー麻雀]である。
断っておくが高木ブーとは一切関係ない。
近代麻雀に特集が組まれており[玄人が好むルール]などと書かれている。

先週の対局後の寿司屋で連盟T氏が「ブーなら絶対に勝ちます。負ける要素がありません。」
と自信満々に言うので「じゃあ試しにやってみようか」という事で開催が決まった。

ブー麻雀の細かいルールは省略させてもらうが、トップ以外は収入が無く、
何着であろうと支払いは同じである。
レートを3枚−6枚と設定すると、3人沈めてのトップがAトップで3者から6枚オール、
2人沈めてのトップがBトップで沈みの2者から3枚オールである。(1人沈みのトップは逆にチョンボ扱いで6枚オールの払い)
そしてAトップを獲った者にはダブ権と呼ばれる権利が与えられ、
次にAトップを獲ると12枚オールの収入である。

要するに皆がAトップを狙いに行き、無理そうなら他者のAトップを阻止することに全力を注ぐ麻雀になる。
トビも沈み3着も支払いが同じなのだから当然そうなる。


打ってみた感想を述べると『大味な麻雀』である。
ほとんどの局面で放銃が怖くないのである。
守りに入るのは二人浮き時の少し浮いてる2着目の時にトップ目が攻めて来た時くらいで、
それ以外はリーチが入ろうが淡々と手作りする。

必死に2着や3着を死守するとか、場合によっては必死のアガ4で5着(トビ)を回避する、
親権維持やノーテン罰符獲得の為にギリギリまで形テンで押す、
などといった醍醐味は一切合切存在しない。
開始前の期待が大きかったので、そのつまらなさに落胆しました。

このルールを考案した奴は、従来の麻雀での順位率が、
1着40%・2着10%・3着10%・4着40%、こんな奴だったに違いないだろう。


「あの局は面白かった」とか「こんな不幸があるのかよ?」
といった記事にしたいと感じた局面は無かった。
放銃?全然OK、というルールなのでそんなに不幸を感じることもないから当然か。
開局後は誰が攻めてきても無視して真っ直ぐ。
Bトップなら全然OK、と言うか差し込んでBトップ獲らせるくらいである。

また、たまらなかったのが『保護動物状態』。
例えば、私が500点しか持ってなくて他者が7500点を三等分くらいの持ち点の状態。
私は何を切っても放銃することがないのだが、なんとツモアガリもされないのである。
(ハネ満・倍満ならさすがにツモれるが)
まさに無敵状態でヘタに点棒を増やさずに、一発長打だけ狙っていればいいのである。
トビ寸の奴が一番デカい顔して悠々自適に麻雀してるのだから本当にたまらん。

普段の麻雀では押しのH氏がよく押すタイプだが、押しの意味は全然違う。
彼は、緻密な期待値計算の上で『正しい』と判断した時に押すのである。
彼とて人間である以上感情はある。
リーチの捨て牌が高そうであったり、自分が安手やバック仕掛けの時などは放銃の怖さだって感じるだろう。
そういう感情を押し殺して、信念を持って魂を込めて打ち出す一打である。

ルールがそういうルールだからと、無造作に不要牌を切る対局。
それを見つめる押しのH氏の寂しげな目がこう語っていた

「こんなものは本当の押しじゃない・・・」と。


最後の方はご愛嬌で脚色させていただきました。


結果は一番勝った押しのH氏が+36枚。
マイティーY氏がそれくらいのマイナスだったろうか?

私は▲9枚。

7月のトータル・▲0.9P













posted by 佐竹孝司(豪運王) at 22:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 馬身セット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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