面子・最強X氏、無邪気なI氏、S氏、連盟員T氏、押しのH。
この日は佐竹さんが不参加。せっかくブログがスタートしたので、記録を残す意味で私(押しのH)がこの日の戦いを簡単に振り返ってみたい。
前日の東風戦で意味なく手が入りまくり、数時間でまずまずの戦果を得ていたので、気分よく対局に臨んだ。
最初の半荘はまずS氏がメンピンツモウラ1で好スタート。
次局、私が8)・・・4)と切ったモロヒッカケのカン7)を最強X氏からゲット。これがリーチ赤赤ウラのおいしいマンガン。
言うまでもないが、最強X氏も7)が危ないのは百も承知での勝負牌だった。
続いて親の私が下家のドラポン仕掛けに隠れてダマのカン5、イッツー赤ドラのオヤマンをまたもや最強X氏から出あがる。
これも最強X氏の手では致し方ない打ち込みで、次局そのままX氏不幸にもトビで私が幸先のよいトップ。しかも祝儀付きでかなりの収入である。
1日12時間ぐらいの戦いであり、1回の結果はさほど意味ないのだが、やはり何の苦労もなくトップが取れると素直に嬉しいものだ。私の場合、マイティーY氏ほどあからさまに表情には出ないものの、気分よく次の半荘に臨めるのは事実である。
次も手に恵まれ、さほど無理する必要もなく、トップ。
そんな調子で最初の4回で3トップ・2着1回の絶好のスタート。
内心、「運だけで勝って皆さんに申し訳ないな〜」などと考えていたら、3着の後連続トビ、1回おいてまたラス。
あっという間に勝ちがわずかになる。
途中、東1局S氏の親のホンイツ模様の仕掛けに対して、鳴きサンショクテンパイからションパイの発でオヤマン放銃というのがあり、これはやや暴牌気味。(その前にションパイのダブ東を押していて、普通はそれから打たないのかも)それ以外は問題なかったはずなのだが、これもまた麻雀である。
3回目のラスは、南1局残り2000点ぐらいしかないS氏が親でカン8)のリーチツモで6000オール。そこから得点を追加して見事トップ。私は見ているだけのラスであった。
しかし私の盛り上がりはここからだった。
2〜3回後の東1局、ドラはなく次の手。(8巡目ぐらい)
2)2)2)2)4)7)8)三四五789
ここに絶好の4)を引いて、「おっ」「カンだねえ」と意味のないセリフをつぶやき、2)をアンカン、そのまま喜んでリーチ。しかし、要は単なるリーノミである。
直前に9)が3枚切れていたが、1発で6)をツモアガリ。
「ツモ。」「あーんど」と馬鹿なことを言いながら裏ドラをめくると、なんと一方に1)が寝ていた。これでハネマンというのもオイシイのだが、祝儀が強烈である。詳しい説明は省くが、要は吐きそうなほどオイシイあがりなのだ。
これをきっかけにバカヅキ状態に。
とは言っても、手が特別にいい訳ではなく、展開が良いのだ。
早くて高い手が入ったときはそのままあがれて、遅い手のときは他家も遅く結局あがれることも多い。そしてかなり先行した後、他家は2着争いのような展開もある。相手のリーチに押しても、あまり高い手には打たない。仮に打ってもラスにならずに済む。
ということで、後半の6時間ぐらいはラスがなく、最後の方は半分ぐらいトップ。
「押しのH」と呼ばれるほど本人は押しているつもりはないのだが、いつもはやはり攻める分ラスが多い。1日打って3ラスというのは初めてではないだろうか。
結局、この日は私の大勝だった。
最強X氏は序盤苦戦していたが徐々に盛り返し、一時は浮いていたが途中私とのトップ争いに競り負けたあたりから少し悪くなり、結局少しだけマイナス。
連盟員T氏は相変わらず暴れていたが後半良くなく、少しマイナス。しかし君の後ろで見ていると本当にムチャしてくれるね・・・。
S氏はトビ寸からのトップを取ったり、トビ争いに競り勝ったりと見せ場を作っていた。(結果はよくわからず)うるさいメンツで申し訳ないと思うこともあるが、くだらない話に笑って付き合ってくれるのが有難い。
無邪気なI氏は珍しく大人しい麻雀だったように思った。私に祝儀つきで色々打ってくれて、好感が持てた。(「オヒキぶち」などと暴言を吐いてスミマセン。しかし器の大きいIさんなら笑って許してくださるでしょう)
題材にしたい局面もあったのだが、結果的にうまくいったので(自慢話になっても仕方ないので)割愛する。
こうして書いていても、やはり具体的な局面に触れないとイマイチ盛り上がりに欠ける。次の機会があれば、紹介してみたい。
では。